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ジャン・ルノワール監督、イングリッド・バーグマン主演の『恋多き女』(デジタル修復版)が3月3日より川崎アートシアター他で全国順次公開されます。(リンク
『恋多き女』について以前書いた記事

先日お知らせしたように、川崎アートシアターでは現在『大いなる幻影』が上映されていますが、それを引継いでルノワール作品が上映されることになります。
これはテクニカラーの美しい、いかにもスクリーン向きの作品ですね。



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2月24日早稲田松竹で行われたメルヴィル・オールナイト上映第一夜に私は残念ながら参加できませんでした。
参加された皆様お疲れ様でした。
翌日も仕事だったのでどうしても無理できなかったのですが、無理してでも行けばよかったかなと今でも思ってしまいます。
3月17日には第二夜がありますので、また悩むところです。
やはり翌日には仕事がありますので…。
状況を見て判断したいと思います。
インフル休暇に観た映画、第3弾はミケンランジェロ・アントニオーニ監督の砂丘』(70年)。

アントニオーニの主要作品はほとんど観ているが、これは若い頃一度観たきりで内容もよく憶えていない。
一般には、あのピンク・フロイドが音楽を担当していることでも有名な作品である。

もともと私はピンク・フロイドの大ファンということもあり、2009年にこの映画の国内盤DVDが出た時にはすぐさま購入したが、結局それからこれまで一度も観なかった。
理由はなんとなくつまらなそうだから(笑)。
しかし、今回観て、想像以上に面白い映画であることが分かった。

もっともピンク・フロイドの音楽はほとんど使われていない。
しかし、それはそれで気にならない。
出演者のほとんどが無名の俳優だが、彼らが想像以上に好演しているし、そのキャラクターもなかなか魅力的である。
舞台となった砂漠(映画の原題であるザブリスキー・ポイント)も印象的。
主演女優のダリア・ハルプリンはあのデニス・ホッパーと結婚していたことがあったという。

ところで、ピンク・フロイドといえば、メルヴィルの『影の軍隊』『仁義』の音楽を担当したエリック・ド・マルサンがメルヴィルとの会話の中でピンク・フロイドに言及したところ、『君はクレイジーだ!あんなのは音楽ではない!』とメルヴィルが怒ったというエピソードをどこかで読んだことがある。
ジャズ好きで有名であり、とりわけ自作の音楽にうるさかったメルヴィルだが、ロックについてどのような見識を持っていたかはほとんど知られていない。
しかし、ピンク・フロイド、とりわけその初期の音楽(アルバム『狂気』発表後約半年後にメルヴィルは亡くなっているが、おそらく聴いていないだろう)についてのこのような考え方には、メルヴィルの音楽に対するいかにも保守的な姿勢が現れていると言えるだろう。
それはそれでメルヴィルらしくて好きだが(笑)。

インフル休暇に観た映画、第2弾はミケンランジェロ・アントニオーニ監督の『』(61年)。

前回書いた『さすらい』は本当に久々に観たが、『』は折に触れちょくちょく観直している感がある。
しかし、最初から最後まで通して観たのはやはり久々かもしれない。

それにしても、この映画も本当に面白い。
マルチェロ・マストロヤンニジャンヌ・モローの夫婦役とは、今観ても凄いキャスティングだが、その二人にあのモニカ・ヴィッティが絡むという、夢の共演ずくしの映画である。
そのためか、観ていてつまらないシーンが全くなく、最初から最後まですべてが面白いという奇跡の映画である。

マルチェロ・マストロヤンニの出演作も久々に観たが、やはりこの人はカッコ良過ぎる。
ジャンヌ・モローはいかにもジャンヌ・モローといった感じの役柄(笑)。
パーティーのシーンのジャズもいい。

IVCから出ているDVDで観たが、画質はまずまず。
今度国内盤ブルーレイが出るので是非高画質で観たい映画である。

先週インフルエンザで仕事を休んでいる間、前半はさすがに何もせずに寝てばかりいたが、後半になって症状が軽くなると、無性に映画が観たくなってきた。
そこでいくつか観たいDVDをラックから選んだのだが、なぜかミケランジェロ・アントニオーニ監督のものばかりになった。
具体的には『さすらい』『』『砂丘』。
この段階では映画を一本観るのもキツイような気がしていたから、とりあえず、昔観て多大な感銘を与えられた『さすらい』を観ることに決めた。

もともとアントニオーニ監督の映画は大がつくほど好きだが、特に『さすらい』を初めて観た時の衝撃は大きかった。
アントニオーニとしては比較的初期の作品だが(57年)、風景描写の美しさは既に完成の域。
素晴らしい構図のシークエンスが頻発する。
ハリウッド俳優のスティーヴ・コクランが主演で、この人がなかなか味があって良い。
相手役のアリダ・ヴァリはどちらかというと苦手な女優だが、存在感はさすが。

今回久々に観て、昔観た時の衝撃はさすがに感じられなかったものの、それでもこの作品の面白さは充分に楽しむことができたような気がする。

IVCから出ているDVDは思ったより画質も悪くなく、今この映画を楽しむには充分。

このところインフルエンザB型に侵されふせっていました。
すでに発症から5日経ち、今日から家庭内での隔離生活も解消されましたが、今も仕事の方は出勤停止…。
数年前にもかかりましたが、今回ももちろん予防接種は受けています。
まだまだ流行中のようですので皆様どうかご注意を。

話は変わって、以前IVCから発売されていた『海の沈黙』と『マンハッタンの二人の男』のブルーレイが3月30日にそれぞれ再発売されます。
前回発売された時と比べますと、1000円程度安く価格設定されているようです。

メルヴィル作品のブルーレイといえば、この2作品の他に、一昨年発売された『サムライ』、昨年末にカドカワから発売された6作品を加え、すでに9作品が発売されていることになります。
これは数年前までは考えられなかった状況で、なかなか凄いことなのではないかと思います。

まだブルーレイ化されていない作品は、『恐るべき子供たち』『この手紙を読むときは』『フェルショー家の長男』『ギャング』の4作品ですが、『この手紙を読むときは』を除く3作品のブルーレイは本国フランスでもいまだ発売されておりません。
権利問題やら何やら難しい問題がありそうですが、なんとかその辺りをクリアして発売に漕ぎ付けてくれないものか、と期待しております。
特に、いつも言っていますが(笑)、『ギャング』のソフト化、これだけはなんとか近いうちに実現して欲しいですね。

先日お伝えした早稲田松竹におけるメルヴィル作品のオールナイト上映ですが、特設ページが公開されておりますので紹介いたします。(リンク

それにしても、第一夜のラストが『賭博師ボブ』というのはいいですね。
ちょうどラストシーンが夜が明けた場面ですから、それと相俟って心地良い気分で劇場を出られそうな気がします。
それを考えると、体力的に敬遠しがちなオールナイト上映ですが、行ってみたいなぁと思ってしまいますね(笑)。
おそらくこんな機会ももう無いでしょうし・・・。

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プロフィール
HN:
マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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