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ゴダールの『勝手にしやがれ』と『気狂いピエロ』がデジタル・リマスター­尾次郎氏の新訳決定版で7月23日(土)より順次全国劇場公開されます。
公式サイト



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ジャン=リュック・ゴダール監督の『ゴダールのマリア』【HDリマスター・完全版】Blu-rayが5月28日に発売されます。
発売元は久々の紀伊国屋書店。
作品については以前レビューを書いております。(リンク

今度のBlu-rayは”完全版”を謳っていますが、以前出ていたDVDも完全版といえば完全版だったような。
詳しい定義は分かりませんが。
特典DVD付でそちらの内容はNYのウディ・アレンをゴダールが訪問、インタビューしたという超意外な映像ほか。
本編よりも特典の方が面白そう、と言ったら怒られるかな…。

ゴダールが商業映画と絶縁し、政治映画を撮っていた時代(69~72年)の作品を収録した『ジャン=リュック・ゴダール+ジガ・ヴェルトフ集団 Blu-ray BOX deux』が10月30日に発売されます。(DVDも同時発売)

収録作品は『ブリティッシュ・サウンズ』(69)、『プラウダ(真実)』(69)、『イタリアにおける闘争』(70)、『ジェーンへの手紙』(72)の4作品で、いずれも日本でのソフト化は初。
もちろん私も未見のものばかりです。
この時代のものもソフト化されるとはゴダールはやはり日本で人気あるんですね。

ジャン=リュック・ゴダール監督の最新作『さらば、愛の言葉よ』のブルーレイが3D仕様で7月8日に発売されます。

近年のゴダールの新作は可能な限り劇場で観るようにしていましたが、この作品は見逃してしまいました。
正直なところ、ゴダール作品の3Dというのがピンと来ませんが、こればかりは観ていませんのでなんとも言えません。

ジャン=リュック・ゴダール監督の『ゴダールの探偵』を国内盤DVD(東北新社)で観た感想。

DETECTIVE』(85年)
監督:ジャン=リュック・ゴダール
脚本:ジャン=リュック・ゴダール、アラン・サルド、フィリップ・セトボン
撮影:ブルーノ・ニュイッテン
音楽:ピエール・ガメ
出演:ジョニー・アリディ、ナタリー・バイ、クロード・ブラッスール、ローラン・テルジェフ、ジャン=ピエール・レオー、アラン・キュニー、ジュリー・デルピー、エマニュエル・セニエ
 
初見。
ようやく見終わった、この作品。
これまで何度チャレンジしても途中で意識を失って見終わることができなかったが、ようやく初志貫徹。
これまで不眠症気味の時に見る映画は『去年マリエンバートで』が最適だったが、今ではこの作品に座を追われてしまった・・・。

それはともかく、ゴダールにしては豪華キャストの映画。
キャストも皆それなりに持ち味を発揮している。
特にナタリー・バイがそこはかとない色気があっていい。

ストーリーは相変わらずよく分からないが、台詞の意図についていけないのはゴダールではいつものことなので、さして気にならない。
一方で、いつもの政治的な意図をもった理解不能のナレーション(朗読?)がこの映画にほとんどないのは個人的には大歓迎。

ちなみに、音楽はシューベルトの『未完成』交響曲(なぜか第一楽章のみ)がメインに使われている。

オーディトリウム渋谷ジャン=リュック・ゴダール監督の特集上映があります。
特集は大きく分けて二つ。

●『ジャン=リュック・ゴダール+ジガ・ヴェルトフ集団 WEEK
日本初公開作品を含む“ゴダール政治の時代”全6タイトル連続上映!

●『ジャン=リュック・ゴダール特集上映 映画史と政治、そして原点
『勝手にしやがれ』、『気狂いピエロ』他、ゴダールの映画史”最重要作品をゴールデンウィークにセレクト上映!

ちなみに、IVCからは5月31日に『ジャン=リュック・ゴダール+ジガ・ヴェルトフ集団 Blu-ray BOX』が発売されます。

ジャン=リュック・ゴダール監督の『中国女』を国内盤DVDで観た感想。

La Chinoise』(67年)
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
撮影:ラウル・クタール
出演:アンヌ・ヴィアゼムスキー、ジャン=ピエール・レオー、ミシェル・セメニアコ、レックス・デ・ブルイン、ジュリエット・ベルト、フランシス・ジャンソン

再見。
この映画を語る上では、68年5月のパリ五月革命の前年、中国の文化大革命初期の67年という製作時期が重要なのであろうが、今この映画を観ると、なんのためのどういう映画なのかよく分からない。
もちろん、毛沢東主義にかぶれた学生たちを描いた映画だから、共産主義のプロパガンダ映画のように思いがちだが、どうも単純にそうとは思えないのだ。
というか、この映画を観る限りでは、共産主義、あるいはそれを信奉する活動家たちを茶化した映画としか私には思えない。

ただ、翌年のパリ五月革命以降、ゴダールは商業映画から離れ、先鋭化した政治映画にのめり込んでいくわけで、その意味では、この映画で語られているような思想をゴダールもそれなりに共有していたのだろう。
まあ、正直なところ、そういったゴダールの思想なり、思想形成なりに私個人はほとんど興味ないのであえて深く立ち入ろうとは思わない。

それはさておき、今観てもこの映画は(主にビジュアル面だが)魅力的である。
例によって赤、黄、青といった原色を多用した色彩感覚、そして、ジャン=ピエール・レオーアンヌ・ヴィアゼムスキージュリエット・ベルトといった若い俳優陣がやけに魅力的だし、映画全体を貫くどこかコミカルな味わいが絶妙。
そして、この映画の意外なほど明るい映像にはこの種の政治映画にありがちな暗さ、重苦しさがほとんどない。
思想的内容はさておき、ゴダールの映像に対する視覚的センスはここでも天才的であると言わざるをえないのである。

一方で、当時のゴダールの影響力からして、この映画を見て左翼になっちゃった人とか文化大革命を支持した人とか世界にいっぱいいたんだろうなぁと思うと、手放しでは賞賛できないというのが私の本音。

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フランス映画、ジャズ
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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