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シネマヴェーラ渋谷で『山田宏一セレクション ハワード・ホークス特集』が上映されます。
期日は12月17日から1月13日までで、上映予定作品は24作品(デジタル上映)。(リンク

これはとても楽しみな企画。
私自身、ホークスの作品は観ていない作品の方がはるかに多いのですが、それでもこれまで観た作品を思い起こすと、その明快でシャープな作風にたまらない魅力を感じますね。
このラインアップを見ますと、未見の作品はもちろん、『暗黒街の顔役』『ヒズ・ガール・フライデー』『三つ数えろ』『赤い河』等、DVD含め観直したい作品が目白押しですね。

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ハワード・ホークス監督、ハンフリー・ボガート主演の超名作『三つ数えろ』がついに国内ブルーレイ化されます。
発売日は6月8日。

同時にデルマー・デイビス監督、ハンフリー・ボガート主演の『潜行者』、ジョン・ヒューストン監督、ハンフリー・ボガート主演の『キー・ラーゴ』も国内ブルーレイ化されます。
言うまでもなく、3作ともローレン・バコールとの共演作。

我が最愛のノワール『マルタの鷹』も早くブルーレイ化を!

ハワード・ホークス監督の『暗黒街の顔役』を国内盤DVD(ジュネス企画)で観た感想。

SCARFACE』(32年)
監督:ハワード・ホークス
脚本:ベン・ヘクト
撮影:リー・ガームス、L・W・オコンネル
出演:ポール・ムニ、ジョージ・ラフト、アン・ドヴォラック、ボリス・カーロフ、カレン・モーリイ、ヴィンス・バーネット、オズグッド・パーキンス、C・ヘンリー・ゴードン

再見。
何度も観ている映画だが、久々に観直して、こんなに凄い映画だったのかと驚嘆した。
もともと画質確認のために観始めたが、あまりに面白くて結局最後まで観てしまった。
なんというドライでシャープな描写の数々なのだろうか。
主演のポール・ムニは一世一代の熱演でもちろん良いのだが、なんといっても特筆すべきはジョージ・ラフトのカッコ良さだろう。

ちなみに以前IVCから出ていたDVDも観ているが、画質的にはおそらく今回のジュネス企画の方がいくらかマシだったように思う。
それでもまだ不満は残るが…。
なにしろ古い映画だからしようがない気もするが、いつかこの映画を高画質で観るのが夢なので、紀伊国屋レーベルあたりからブルーレイの発売を期待したい。
例によって価格は高いだろうが、この映画なら間違いなく買うだろう。

ハワード・ホークス監督の『コンドル』を国内盤DVDにて観た感想。

ONLY ANGELS HAVE WINGS』(39年)
監督:ハワード・ホークス
脚本:ハワード・ホークス、ジュレス・フォースマン
撮影:ジョセフ・ウォーカー
音楽:モリス・W・ストロフ
出演:ケーリー・グラント、ジーン・アーサー、リチャード・バーセルメス、トーマス・ミッチェル、リタ・ヘイワース

初見。
南米のバランカを舞台にヒコーキ野郎たちの友情を描いた作品。
大傑作とまではいかないが、これはなかなかの傑作。
内容も面白く、さすがにハワード・ホークス監督は物語のツボを押さえている。

ケーリー・グラント演じる航空会社の経営者兼パイロットのジェフは、どちらかというと冷たい男で、一般的なケーリー・グラントのイメージとは異なるが、ここでは説得力のある演技を見せている。
映画の前半で物語を引っぱるジーン・アーサーは、後半は男たちの友情物語に押されて(?)あまり目立たないが、内容が内容だけに仕方ないか。
トーマス・ミッチェルが人間味のある好演技を見せている。

ブレイク前のリタ・ヘイワースがグラントの昔の恋人役で出ているが、出番は短いながら、すでに彼女らしい個性が出ており魅力的である。

ハワード・ホークス監督の『リオ・ブラボー』を国内盤DVDで観た感想。

fa6ab162.jpegRIO BRAVO』(59年)
監督・製作: ハワード・ホークス
脚本:ジュールス・ファースマン、リー・ブラケット
撮影:ラッセル・ハーラン
音楽:ディミトリ・ティオムキン
出演:ジョン・ウェイン、ディーン・マーティン、リッキー・ネルソン、アンジー・ディキンソン、ウォルター・ブレナン、ウォード・ボンド、ジョン・ラッセル、クロード・エイキンス、ハリー・ケリー・Jr

再見。
久々に見直してみると、少々長すぎる印象はあるが、以前紹介した同じハワード・ホークス監督の『エル・ドラド』ほどではないものの、この作品もさすがに面白い。
保安官役のジョン・ウェインの男気溢れるキャラクターも相変わらず気持ち良いし、その補佐役のウォルター・ブレナンにもなんともいえない枯れた味がある。
ディーン・マーティンリッキー・ネルソンの歌のシーンもいい。
また、ヒロイン役のアンジー・ディキンソンが素敵だ。

ハワード・ホークス監督の『エル・ドラド』を国内盤DVDで観た感想。

3273edde.jpegEL DORADO』(66年)
監督・製作:ハワード・ホークス
脚本:リー・ブラケット
撮影:ハロルド・ロッソン
音楽:ネルソン・リドル
出演:ジョン・ウェイン、ロバート・ミッチャム、ジェームズ・カーン、アーサー・ハニカット、エドワード・アズナー、ミシェル・ケリー

面白い。
テキパキと進むホークス流(?)のストーリー展開が見事である。
ジョン・ウェインがいいのは当然として、ロバート・ミッチャムがそれに劣らぬ存在感を見せ付けているのに驚かされる。
若きジェームズ・カーンがまた素晴らしい。
フランク・シナトラのキャピトル時代のアレンジャーとしても著名なネルソン・リドルのスコアも印象的。

ハワード・ホークス監督の『三つ数えろ』を国内盤DVDで観た感想。

0d38d7f6.jpegTHE BIG SLEEP』(46年)
監督・製作:ハワード・ホークス
原作:レイモンド・チャンドラー
脚本:ウィリアム・フォークナー、リー・ブラケット、ジュールス・ファースマン
撮影:シド・ヒコックス
音楽:マックス・スタイナー
出演:ハンフリー・ボガート、ローレン・バコール、ジョン・リッジリー、マーサ・ヴィッカーズ、レジス・トゥーミイ、ペギー・クヌードセン、ドロシー・マローン、イライシャ・クック・ジュニア

再見。
レイモンド・チャンドラー原作のハードボイルド小説『大いなる眠り』の映画化作品。
何度観てもすばらしい。
シャープなストーリー展開、雰囲気描写がなんとも見事。
会話もウィットに富んでいて粋である。
何度観てもストーリーは複雑で分かりにくいが、たとえストーリーが分からなくても楽しめてしまうのがこの映画の凄い(?)ところ。

キャストも主演のハンフリー・ボガートローレン・バコールが良いのは当然として、脇役が充実しているのもこの作品の大きな魅力。
マーロウの友人の刑事やジョー・ブローディ役の俳優、マース役の俳優ら、いかにもチャンドラーの作品世界に合った雰囲気を持った俳優が起用されていると思う。
マーロウにガイガーの情報を提供する古本屋の女(ドロシー・マローン)の色っぽさもいい。
また、個人的にはちょっとだけ登場するイライシャ・クック・ジュニアが短い登場シーンながら持ち味を出しているのが嬉しい。

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フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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