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昨年11月に角川から発売されたメルヴィル映画6作品のBlu-rayですが、現在amazonでは価格が下落中です。
現在、特に下落率の顕著なのは『いぬ』『リスボン特急』『影の軍隊』あたり。
この価格もいつまで続くか分かりませんので、まだお手に入れられていない方はこの機会に是非。


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このところインフルエンザB型に侵されふせっていました。
すでに発症から5日経ち、今日から家庭内での隔離生活も解消されましたが、今も仕事の方は出勤停止…。
数年前にもかかりましたが、今回ももちろん予防接種は受けています。
まだまだ流行中のようですので皆様どうかご注意を。

話は変わって、以前IVCから発売されていた『海の沈黙』と『マンハッタンの二人の男』のブルーレイが3月30日にそれぞれ再発売されます。
前回発売された時と比べますと、1000円程度安く価格設定されているようです。

メルヴィル作品のブルーレイといえば、この2作品の他に、一昨年発売された『サムライ』、昨年末にカドカワから発売された6作品を加え、すでに9作品が発売されていることになります。
これは数年前までは考えられなかった状況で、なかなか凄いことなのではないかと思います。

まだブルーレイ化されていない作品は、『恐るべき子供たち』『この手紙を読むときは』『フェルショー家の長男』『ギャング』の4作品ですが、『この手紙を読むときは』を除く3作品のブルーレイは本国フランスでもいまだ発売されておりません。
権利問題やら何やら難しい問題がありそうですが、なんとかその辺りをクリアして発売に漕ぎ付けてくれないものか、と期待しております。
特に、いつも言っていますが(笑)、『ギャング』のソフト化、これだけはなんとか近いうちに実現して欲しいですね。

この秋、東京国立近代美術館 フィルムセンターで『生誕100年 ジャン=ピエール・メルヴィル、暗黒映画の美(仮)Jean-Pierre Melville at His Centenary: Beauty of Film Noir (tentative title)』という企画展が2017年9月26日[火]-12月10日[日]の間行われるそうです。
リンク

フランス映画に一時代を築き、ヌーヴェル・ヴァーグ世代にも敬愛された巨匠監督メルヴィルの作品と生涯を紹介する”とのことですので期待大ですね。
どのようなものが展示されるのか今からとても楽しみです。
ルイ・ノゲイラ著、井上真希訳、晶文社刊『サムライ―ジャン=ピエール・メルヴィルの映画人生』を再読した。

思えば、この本がなければ私のHPもブログも存在しなかったことは間違いない。
この本の翻訳が発売されたことに今更ながら感謝である。

今から10年以上前に出た本だから(2003年発売)、もしかしたら、こんな本が出ていたなんてご存じない新しいメルヴィル・ファンもいるかもしれない。
この本は、メルヴィル監督が映画ジャーナリスト、ルイ・ノゲイラの質問に答える形で、自身の監督作と映画人生について語った対談本である。(原書は1970年にロンドンで発売)

いつの間にか廃刊となったようで、Amazonでも中古しか取り扱っていないのが残念だが(大手書店等では在庫がある可能性もなくはないと思う)、昔からのファンはもちろん、最近『サムライ』のBlu-rayやDVDを観てメルヴィルに興味を持った人たちにも是非とも読んでいただきたい本である。
この本を読んだら、メルヴィルの全監督作品を観たくなることは必定である。

今回、全篇を読み返してみて、内容の面白さには改めて夢中になったし、私自身、かなりの部分を忘れていることに気づいた。
もちろん、メルヴィル映画の面白さも改めて思い起こした次第である(最近はほとんど観ていないので・・・汗)。
それと同時に、初めて読んだ時から感じていた、どこか他人行儀的というか、本音を語り尽していないもどかしさも感じたのは確か。
おそらくは本に載せられなかったインタビューも相当あったのではないかと推測される。
メルヴィルが自作や映画全般についてとことん本音で語ったら、こんな内容では済まなかっただろう・・・。

思えば、この本が2003年に出た時は、日本では『海の沈黙』や『モラン神父』は公開もソフト化もほぼされていない、まさに幻の作品であったし、その後、この2作の他にも『賭博師ボブ』、『いぬ』(再販)、『サムライ』(再販)、『影の軍隊』(再販)、『仁義』(再販)、『リスボン特急』といった作品のDVD化が実現したことは、今では信じられないくらいだ。

その意味では、この本が出た頃に比べて、現在がメルヴィル映画の鑑賞環境としては遥かに恵まれていることは間違いないし、この本を楽しむという意味でもそうであるに違いない。(もっとも、本の内容は『仁義』までで、遺作『リスボン特急』についてはメルヴィルの口からは触れられていないが)

『サムライ』の映像ソフトも再販されたことだし、この本も是非とも復刊して欲しいと思う。
現在はもう一冊のメルヴィル本『映画伝説 ジャン=ピエール・メルヴィル』を読み進んでいるところ。

Youtubeに公開されている、メルヴィルの簡単な略歴とフィルモグラフィーです。
サムライ』にスペースが割かれていますが、なぜか『仁義』と『リスボン特急』の紹介はありません。

Amazonに注文していた『海の沈黙』『マンハッタンの二人の男Blu-ray ツインパックが届きました。
まだ一本通して観る時間は取れていませんが、既発DVDと比べつつ画質チェックだけしてみました。

海の沈黙』の方が古い作品のせいか、さすがにブルーレイ化の恩恵を受けており、明らかに画質が違います。
マンハッタンの二人の男』は既発DVD自体がかなりの高画質だったせいか、それほど大きな変化は感じません。
アメリカ盤ブルーレイとも比べてみましたが、画質はアメリカ盤とほぼ同じ。
したがって、今度の国内盤ブルーレイが画質が落ちるというわけではありません。

あと、2作品とも画面比率が同じスタンダード・サイズながら既発DVDとは異なりました。
また改めてチェックした上、サイトの方でも紹介したいと思います。

既報の通り、ジャン=ピエール・メルヴィル監督の初期の傑作『海の沈黙』『マンハッタンの二人の男』の国内盤Blu-rayがついに発売されました。(DVDも同時発売)

メルヴィルの国内盤DVDはいまやかなりの数が発売されていますが、国内盤Blu-rayが発売されるのは今回が初めてとなります。
私にもAmazonから商品発送のメールが届いていますので、明日には受け取れるはずです。
(右画像は2作品のBlu-ray ツインパックのパッケージ)

以前も書きましたが、この2作品ともすでに以前紀伊国屋書店から高画質のDVDが発売済みであり、amazonを利用すればいずれも入手は容易ですので、DVDの再発売の意義はそれほどあるとは思えませんが、やはりBlu-rayの画質には大いに期待したいですね。
個人的には『マンハッタンの二人の男』がBlu-rayで観られるのは本当に楽しみです。

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プロフィール
HN:
マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
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