私も旧盤を買いそびれていただけに今回の再発は嬉しいです。
アラン・ドロン関連では『サムライ』の発売も待ち遠しいですが、いっそのこと『仁義』もニューマスター版で出してくれませんかねぇ…。
今日遅ればせながら購入した次第です。
シャルロットのアルバムといえば、数年前に発売された前作『“5:55”』が実に素晴らしい内容で、私も大変気に入りましたが、今回のアルバムはベックによるプロデュースと(ほぼ)全曲書き下ろしによるもの。(前作同様英語詞)
正直なところ、私個人はベックの音楽について知識もなければ興味もないですが、さきほどアルバムをざっと聴いた印象としては内容はかなり良さそうですね。
これから聴き込むのが楽しみなアルバムです。
ジャック・リヴェット監督の『北の橋』を国内盤DVDにて観た感想。
『LE PONT DU NORD』(81年)
監督:ジャック・リヴェット
脚本:ビュル・オジエ、シュザンヌ・シフマン、ジャック・リヴェット
撮影:ウィリアム・ルプシャンスキー、カロリーヌ・シャンプティエ
音楽:アストル・ピアソラ
出演:ビュル・オジエ、パスカル・オジェ、ピエール・クレマンティ、ジャン=フランソワ・ステヴナン
再見。
80年代以降のフランス映画の中でもとりわけ魅力的な作品だと思います。
パスカル・オジェがピアソラの音楽に乗ってミニバイクでパリの街を走りまくるオープニングからもう素晴らしく(パリ中にあるライオン像の不可思議なまでのキュートさ!)、彼女が披露する意味不明の空手の型やヘッドフォン等々、一つ一つのシークェンスがとにかく素敵過ぎる。
パスカル・オジェの出演作としては先日亡くなったエリック・ロメール監督の『満月の夜』の方が一般的には有名かもしれませんが、『北の橋』のキャラクターの方が個人的にはずっと好きですね。
パスカル・オジェの実の母親で、この作品では脚本も担当しているビュル・オジェも実にハマリ役で、出所したばかりの元テロリスト、その上に閉所恐怖症という、これまた訳の分からない役を違和感なく演じてしまっています。
その恋人役のピエール・クレマンティの怪しさ満点のキャラクターも印象的。
また、訳の分からないといえばこの映画のストーリーもよく分かりませんが(笑)、そんなことなどほとんど気にならないくらいこの作品独特のテイストに完璧に“やられて”しまいます。
世界的に注目される以前のピアソラの音楽(「リベルタンゴ」)を軽快なイメージで使っているのも効果的。
メルヴィルの長編処女作『海の沈黙』(47)のデジタル・リマスター版が2月20日から東京・岩波ホールにて公開されるのはすでにHPでもお知らせ済みですが、その公式サイトを見つけましたのでご紹介します。(予告編も観られます)
http://www.crest-inter.co.jp/selection/
『海の沈黙』は今回これを契機にスタートする“岩波ホールセレクション”なる旧作上映の企画の一環として上映されるようです。
トップページでは“全国順次公開”と銘打っておりますので、いずれ東京以外でも公開されてゆくのではないでしょうか。
情報が分かり次第、このブログでもお知らせするつもりです。
メルヴィル作品以外のフランス映画、フィルム・ノワール、ジャズなどについても綴っています。
映画の感想は基本的にネタバレなしです。