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デンマークのジャズ・レーベル『スティープル・チェイス』の過去の名盤が国内盤で100枚復刻されます。

4月19日にはまず25タイトルが発売されますが、なにより驚かされたのがバド・パウエルのゴールデン・サークルにおけるライヴ盤が久々に国内盤で再発されることです
国内盤で発売されるのはおそらく20年ぶりくらい(それ以上?)ではないでしょうか。

これはバド・パウエルが晩年にデンマークのジャズ・クラブ、ゴールデン・サークルに出演した際の録音で、演奏の素晴らしさでパウエル・ファンの間で評判となったものです。
(5枚のシリーズとなっていますが、それ以後に未発表録音が3枚組でも発売されました)
このシリーズは昔パウエルを愛聴していた頃にすべて聴きましたが、とりわけVol.2Vol.3が印象的だったと記憶しています。
今回は24bitデジタル・リマスタリングということで音質の改善にも期待大です。

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数日前にパソコンが復活した。
データの救出を業者に頼んで、リカバリは自分でやった。
その分大変だったが、とにかくパソコンが生き返ったのは嬉しい。

そして、ここ数ヶ月、ジャズ愛が復活してきた。
このところデューク・エリントンやカウント・ベイシーなどのビッグ・バンドを聴く機会が多かったのだが、最近聴いて度肝を抜かれたのが今回取り上げるチャーリー・パーカーワン・ナイト・イン・バードランド』。

1950年収録の2枚組ライヴ盤だが、まずメンバーが凄い。
ファッツ・ナヴァロ、バド・パウエル、カーリー・ラッセル、アート・ブレイキー
そして、なんといっても演奏が凄まじい

チャーリー・パーカーのライヴ盤はこれまでもいろいろと聴いてきているが、ここまでリズム・セクションの存在感が際立った録音は珍しいのではないか。

スタジオ盤含めパーカーの録音は、パーカーを引き立たせるためなのか、ベースとドラムスの音が遠いというか、存在感が薄い録音が多く、そのことが私がパーカーの録音にもう一つのめり込めない理由の一つなのだが、このCDにおけるカーリー・ラッセルアート・ブレイキー(あのブルーノート盤『バードランドの夜』のリズム隊)は、とにかく音がはっきり聴こえるのが素晴らしい。
そして、豪華メンバーに囲まれて大いに張り切ったためか、演奏も圧倒的に凄いのである(特にブレイキー)。

もちろん、パーカーの演奏も素晴らしい。
録音時間に制約のあったスタジオと違って、ここではライヴだけあって、心行くまま、思う存分アドリブに没入している様子が感じられる。
こういった演奏を聴くと、やはり素直にパーカーはいいなぁと実感する。
アルトの音色の美しさも特筆モノ。

バド・パウエルもまだまだ全盛期を思わせる演奏内容で絶好調である。
とりわけDISC1(4)『ディジー・アトモスフィアー』のソロは、まるでアート・ブレイキーのドラムスと喧嘩しているようなスピード感溢れる演奏で、圧倒される。

一方で、ファッツ・ナヴァロは若干遠い録音の関係か、このメンバーの中では存在感が薄目だが、演奏内容は決して他のメンバーに劣らない。

気になる録音状態だが、他のパーカーのライヴ盤同様、確かに決して良くはない。
良くはないが、先に述べた通りリズム・セクションがよく聴こえるし、演奏の熱気を生々しく捉えているので、聴いていて十分に楽しめる仕上がり。

パーカーのライヴ盤といえば、個人的にこれといって愛聴している録音がなかったのだが、これはメンバーといい、演奏内容の良さといい、2枚組というボリュームといい、ようやく気に入った1枚(2枚)が見つかったという思いである。

ビル・エヴァンスの1968年の未発表スタジオ録音『サム・アザー・タイム』が4月10日に発売になります。

メンバーはエディ・ゴメスジャック・デジョネット、あの名盤『モントルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス』のわずか5日後、ドイツMPSスタジオで録音されたアルバム2枚分の未発表音源ということで、かなり興味深い内容となりそうです。

リー・コニッツのインタビュー集『リー・コニッツ ジャズ・インプロヴァイザーの軌跡』が発売になりました。

コニッツに関する本が日本で出ること自体、本当に珍しいことですが、なんと500ページを超えるインタビュー集が登場しました。
中身も相当に濃く、かなりの読み応えのありそうな本です。

オーネット・コールマン訃報には驚きとともに、あー、やっぱりか、というような複雑な思いが交差した。
2012年にも来日公演予定だったが体調不良で来日が取りやめになっていたし、なにしろ年齢が年齢だ(享年85歳)。
こうなってしまうと、2006年の来日公演には万難排してでも行くべきだったとも思うが、こればかりは仕方ない。

オーネット・コールマンで好きなアルバムといえば、やはり『ゴールデン・サークル』(特に第1集)ということになるのだが、今から20年くらい前だろうか、『Beauty Is a Rare Thing』というタイトルの初期のアトランティック時代のコンプリートBOXを聴いた時の衝撃というのも忘れがたい思い出だ。

オーネットといえば、フリージャズの鬼でなんとなくコワい音楽をやっている人というイメージが当時あったのだが、BOXを聴いたところ、全然そんな印象はなく、とにかく音色の素晴らしさに驚かされた。
なんとも色気を感じさせる音であり、その音色に浸っているだけでもう他に何もいらない!と思えてしまうほど魅力的だったのだ。

その音色を生で聴く機会は永久に失われてしまったが、残されたCDを通してその美しい音色を偲びたいと思う。

マイルス・デイビスの61年4月、サンフランシスコのジャズ・クラブ、ブラックホークにおけるライヴ録音『ブラックホークのマイルス・デイビス』。

メンバーはマイルスの他はハンク・モブレー(ts)、ウイントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)。

私が聴いているのは4枚組のコンプリート盤
もともとは2枚のアルバムとして個別に発売されていたが、2003年になってから4枚組のコンプリート盤が発売された。
オリジナルの2枚のアルバムでももちろん楽しめるが、コンプリート盤の方が当然曲数も多く、なによりこの素晴らしい演奏の数々にたっぷり浸れるのが良い。
最初の2枚ではカットされていたというハンク・モブレーのテナー・ソロもコンプリート盤では復元されているらしい。

このアルバム、フツーのジャズをやっているマイルス、という当たり前のようで当たり前でないアルバムなのが貴重である。
これほどオーソドックスなジャズをやっているマイルスのライヴ盤は決して多いとは言えないからだ。

もちろん、この後のウェイン・ショーターやらハービーやらトニー・ウィリアムスやらのクインテットも素晴らしいし、私も好きなのだが、時にあまりにテンションが高すぎて聴いていて疲れるのも確か。
それに比べると、このブラックホークのライヴ盤はどこかリラックス感がある。

それにこのアルバムはリズム・セクションが素晴らしい。
ことにジミー・コブのドラムスの“スイング感”と、ウイントン・ケリーの“明るさ”が演奏の色を決定付ける。

もちろん、マイルス自身の演奏の良さは言うまでもない。
マイルスのミュージシャンとしての魅力は何よりまずその美しい音色だと思うが、ここではミュート、オープンともに音色が素晴らしい。

ちなみにマイルス・クインテットにおけるハンク・モブレーは概して評判が良くないようだが、ここでの彼は我々がブルーノートの諸作で好む彼そのものに近く、思ったよりも伸び伸びとした好演が聴けるのが嬉しい。

 

このところアン・バートン(1933~1989)の旧譜が再発されているのは嬉しい。
つい最近も74年の日本録音のアルバム『バイ・マイセルフ・アローン』が再発された。
しかも廉価。


昨秋には77年の高知におけるライヴ盤『アン・バートンの夜~宵のひととき』が復刻された。
これなど以前は中古盤屋を探し回り、プレミア価格の旧盤を買った憶えがある。
新盤のジャケットは旧盤とは異なるが、音質が良くなっているようなら買い直したいところだ。


同じく昨秋には世界初CD化となる『シングス・フォー・ラヴァーズ』まで発売された。
これも廉価だが、最新のDSDリマスターなのも嬉しい。


アン・バートンのアルバムは、レアな輸入盤まで入れると少ないようで意外と多く、たまに見たことも聞いたこともないようなCDもあったりする。
彼女のアルバムは入手可能な限り購入するようにしているが、CDの発売状況はなかなか複雑で、完全には把握できていない。
おそらくは本国オランダ以外では日本での人気の高いシンガーなので、これからも旧譜の発売に期待したいところである。

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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
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