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池袋・新文芸坐で『銀幕に輝きつづける、永遠のヒロイン 追悼 原節子』と題した原節子の特集上映が行われます。

期日:1/17(日)〜30(土)

17日(日)『東京暮色』『東京物語』
18日(月)『美しき母』『巨人傳』
19日(火)『安城家の舞踏会』『誘惑』
20日(水)『青い山脈』『続・青い山脈』
21日(木)『白雪先生と子供たち』『白痴』
22日(金)『河内山宗俊』『新しき土〈日独版〉』
23日(土)『山の音』『めし』
24日(日)『小早川家の秋』『秋日和』
25日(月)『路傍の石』『智惠子抄』
26日(火)『慕情の人』『愛情の決算』
27日(水)『女ごころ』『女であること』
28日(木)『大番』『ふんどし医者』
29日(金)『娘・妻・母』『驟雨』
30日(土)『晩春』『麦秋』

詳しい時間等はチラシ(PDF)参照。

さすが新文芸坐と言いたくなる凄いラインアップです。
原節子の代表作がほとんど揃っているのではないしょうか。
定番の小津作品や成瀬作品、『白痴』といったところは言うまでもなく、『美しき母』、『誘惑』、『愛情の決算』、『女ごころ』、『女であること』、『大番』、『ふんどし医者』など観たい作品ばかり。
なんとか時間を作って一本でも多く観に行きたいと思います。
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佐伯清監督の『昭和残侠伝 破れ傘』(72年)をDVDで観た感想。

シリーズ第9作にして最終作。
前作に引き続いて鶴田浩二が出演しており、北島三郎まで出ている。
見応えは充分だが、内容はかなり混沌としており、人物関係を整理しながら観るのが大変である。

二役を演じた星由里子がいい。
特に女郎役は星由里子に似た女優かと思った。
それだけイメージが変わっていたのである。
あと、敵役を演じた山本麟一が憎たらしいくらい良く、これでこそ敵役の鑑だ。
安藤昇もいい。

高倉健池部良はさすがの一言。
この作品が最終作になると気づいていたのか、たっぷり堪能させてくれる。
この作品の続編がもう観られないのは寂しい。
また第1作から観直すか・・・。

佐伯清監督の『昭和残侠伝 吼えろ唐獅子』(71年)をDVDで観た感想。

シリーズ第8作。
このシリーズで初めて鶴田浩二が出演している。
そして、これは第6作『人斬り唐獅子』に勝るとも劣らぬ傑作である。

映画前半は松方弘樹が主人公みたいな展開で、ここに鶴田浩二池部良がどう絡んでくるのかと不安になるが、最上の形で絡ませてくる脚本が見事。
鶴田浩二と池部良の出演場面もきちんと両者を立てる配慮が感じられるのがいい。
この二人が共演した仁侠映画なんて他にどれだけあるのか分からないが、とにかく貴重だ。
それにしても、鶴田浩二は端正な演技といい、貫禄といい、素晴らしいとしか言いようがない。

見せ場の道行のシーンは、高倉健池部良の立場がいつもと逆転しているのが珍しく(唯一?)、ラストの殴りこみシーンの迫力も凄まじいの一言。

山下耕作監督の『昭和残侠伝 人斬り唐獅子』(69年)をDVDで観た感想。

シリーズ第6作
先日、シリーズ第7弾の『死んで貰います』は最高傑作ではないというようなことを書いたが、この『人斬り唐獅子』を観ながら、これこそ最高傑作なのではないかとの思いを強くした。

なによりドラマがしっかりしているし、丁寧な演出によって各々のキャラ立ちが明白。
任侠映画独特のベタベタ感がこの作品は薄く、どこか格調の高さが感じられるのが個人的には高評価。

キャストでも片岡千恵蔵が圧倒的存在感で締めているし、この作品ではヒロイン役小山明子のサラッとした持ち味が却って好印象。
当然のことながら高倉健池部良も堪能させる。
音楽の使い方も効果的で巧い。

監督の山下耕作は『昭和残侠伝』シリーズで唯一の監督作だが、実にもったいないとしか言いようがない。

篠田正浩監督の『乾いた花』を国内盤DVDで観た感想。

乾いた花』(64年)
監督:篠田正浩
原作:石原慎太郎
脚本:馬場当、篠田正浩
撮影:小杉正雄
音楽:武満徹、高橋悠治
出演:池部良、加賀まり子、藤木孝、東野英治郎、三上真一郎、宮口精二、原知佐子、杉浦直樹
 
初見。
石原慎太郎の原作を篠田正浩が映画化した作品だが、コッポラやスコセッシが大ファンで、なんとクライテリオンからブルーレイまで出ている。
なるほど、『ゴッドファーザー』がパクったんじゃないかというシーンも後半にある。
実際、この映画を観て、私も一発でこの映画のファンになった。
モノクロの映像からくる“乾いた”質感は非常にヌーヴェル・ヴァーグ的なものを思わせるが、その映像美、雰囲気、音楽、登場人物の振る舞い方に至るまで、実にクールでスタイリッシュ。
カーチェイスのシーンなど『死刑台のエレベーター』を思わせる。
ただし、脇の連中の掘り下げが足りない感もある。

それにしても、池部良
はじめてヤクザ役を演じたのがこの映画で、これが後の『昭和残侠伝』シリーズにつながるわけだが、なんというカッコ良さなのだろう。
これはもう言葉よりも見てもらうしかない。
池部良にそれまでと全くイメージの異なるこの役柄を振ったのが監督の篠田正浩だとすれば、これだけでも日本映画史に残る偉業だと言えるだろう。

日下部五朗著『シネマの極道:映画プロデューサー一代』(新潮社)読了。

東映の往年のやくざ映画や『仁義なき戦い』、『極道の妻たち』などのプロデューサーとして有名な方の著作だが、読了するのが惜しいくらい、本当に面白い本だった。
この本を読んで、また観たい映画が増えた気がする。
中でも『仁義なき戦い』はもう長いこと観直していないが、最近ようやくブルーレイも出たことだし、時間があったら観直してみたいものだ。

佐伯清監督の『昭和残侠伝』をDVDで観た感想。

昭和残侠伝』(65年)
監督:佐伯清
脚本:山本英明、松本功、村尾昭
撮影:星島一郎
音楽:菊池俊輔
出演:高倉健、三田佳子、池部良、菅原謙二、松方弘樹、梅宮辰夫、山本麟一

初見。
戦後の浅草、闇市が舞台のシリーズ第1作。
すでにこのシリーズは5作ほど観ているのだが、高倉健がらみという意味では『網走番外地』シリーズ、『日本侠客伝』シリーズよりもたぶん好きだ。
この第1作も全体的に緊張感のある出来栄えだが、なんといってもこのシリーズは池部良が出ていることが大きい。
高倉健とのコンビは疑いなく映画史に残る名コンビだが、男の哀愁を強く感じさせるのは高倉健よりも池部良の方だ。
今作に出てくる仁義を切るシーンもほれぼれするほど素晴らしい。

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趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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