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96年に行われたアラン・ドロンのインタビューを『回想するアラン・ドロン』と題してtakagi様が翻訳して紹介されている、素晴らしいブログ記事です。
「回想するアラン・ドロン:その1」http://green.ap.teacup.com/ledoyen/1087.html
「回想するアラン・ドロン:その2」http://green.ap.teacup.com/ledoyen/1088.html
「回想するアラン・ドロン:その3」http://green.ap.teacup.com/ledoyen/1095.html
「回想するアラン・ドロン:その4」http://green.ap.teacup.com/ledoyen/1096.html
「回想するアラン・ドロン:その5」http://green.ap.teacup.com/ledoyen/1098.html
現在のところ「その5」まで紹介されており、どれも大変興味深い内容で読み応えがありますが、特に「その4」「その5」にはメルヴィルやその作品に対するさまざまな事柄が語られています。
『リスボン特急』では役作りのために5キロ太ったというのも初耳ですが、私が特に意外に、そして嬉しく感じたのは『ギャング』に対するドロンの賛辞です。
なによりドロンは『ギャング』には出演していないわけですが、にもかかわらずこのように褒めるということはよほど気に入っていたのでしょう。
ルイ・ノゲイラ著「サムライ」に「『ギャング』が当たった後、ドロンから一緒に映画が撮れたら嬉しいという申し出があった」という内容のことが語られていますが、このインタビューを読むとそれも納得できる話で、おそらくドロンは『ギャング』の素晴らしさに感動し、この監督と一緒に仕事がしたいと思ったのでしょう。
それに、ドロンがクリスチーヌ・ファブレガにまで言及しているのは実に嬉しいですね。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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