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マイルス・デイビスの61年4月、サンフランシスコのジャズ・クラブ、ブラックホークにおけるライヴ録音『ブラックホークのマイルス・デイビス』。

メンバーはマイルスの他はハンク・モブレー(ts)、ウイントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)。

私が聴いているのは4枚組のコンプリート盤
もともとは2枚のアルバムとして個別に発売されていたが、2003年になってから4枚組のコンプリート盤が発売された。
オリジナルの2枚のアルバムでももちろん楽しめるが、コンプリート盤の方が当然曲数も多く、なによりこの素晴らしい演奏の数々にたっぷり浸れるのが良い。
最初の2枚ではカットされていたというハンク・モブレーのテナー・ソロもコンプリート盤では復元されているらしい。

このアルバム、フツーのジャズをやっているマイルス、という当たり前のようで当たり前でないアルバムなのが貴重である。
これほどオーソドックスなジャズをやっているマイルスのライヴ盤は決して多いとは言えないからだ。

もちろん、この後のウェイン・ショーターやらハービーやらトニー・ウィリアムスやらのクインテットも素晴らしいし、私も好きなのだが、時にあまりにテンションが高すぎて聴いていて疲れるのも確か。
それに比べると、このブラックホークのライヴ盤はどこかリラックス感がある。

それにこのアルバムはリズム・セクションが素晴らしい。
ことにジミー・コブのドラムスの“スイング感”と、ウイントン・ケリーの“明るさ”が演奏の色を決定付ける。

もちろん、マイルス自身の演奏の良さは言うまでもない。
マイルスのミュージシャンとしての魅力は何よりまずその美しい音色だと思うが、ここではミュート、オープンともに音色が素晴らしい。

ちなみにマイルス・クインテットにおけるハンク・モブレーは概して評判が良くないようだが、ここでの彼は我々がブルーノートの諸作で好む彼そのものに近く、思ったよりも伸び伸びとした好演が聴けるのが嬉しい。

 
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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