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ルドルフ・マテ監督の『武装市街』(50年)を国内盤DVD(フィルム・ノワール ベスト・コレクション DVD-BOX Vol.3)で観た感想。

誘拐もののフィルム・ノワールであるが、かなり見ごたえのある秀作。
原題が『Union Station』という映画に登場する駅名であり、実際映画の舞台である駅が大きな役割を果たすこともあって、妙にリアルというかセミ・ドキュメンタリータッチの映画である。
やはりバリー・フィッツジェラルドが出演していた『裸の町』(48年。ジュールス・ダッシン監督)に近い感触のある映画だった。
ストーリーもなかなか一筋縄では行かないというか、ありがちな展開に簡単に陥らないのが良い。
なんというか、演出に粘りがあるのである。

主演はウィリアム・ホールデンナンシー・オルソンだが、この二人は同じ年(50年)にあの『サンセット大通り』でも共演している。
あと忘れてはならないのが警視役のバリー・フィッツジェラルドであり、この俳優の醸し出す独特の暖かい雰囲気がこういった作品では一服の清涼剤となっていると言ったら言い過ぎか。

DVDの画質も良かった。

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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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