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image27.jpgロベール・ブレッソン監督の『たぶん悪魔が』を国内盤DVD(紀伊国屋書店)で観た感想です。

LE DIABLE PROBABLEMENT』(77年)
監督:ロベール・ブレッソン
脚本:ロベール・ブレッソン
出演:アンリ・ドゥ・モブラン、アントワーヌ・モニエ、レティシア・カルカーノ

相変わらず素人の俳優を起用したブレッソン後期の作品。
映画の印象はブレッソンらしい暗さで、内容も分かりそうでよく分からない。
ストーリー的には環境問題が大きなテーマとなっているようなのだが、正直なところ、登場人物たちの言わんとすることが分かりにくいのだ。(おそらく私の理解不足でしょう)

製作年代が近いこともあってか、次作『ラルジャン』(83)に映画の印象は近いが、緩そうな流れでいながら、それでいて油断のならない緊張感が映画を支配していると言ったらよいのだろうか。
この流れに身を任せるのは決して不快な感じではなく、むしろ、どこか心地良かったりする。
当然、退屈なシーンもあるが。
もちろん、ストーリー的な面白さを期待すべき映画ではないというのは分かってはいるのだが、映画を観る側の感受性によってもかなり作品の評価が分かれそうな作品ではある。
個人的には、そう何度も観たい作品ではない。

それでも映画の舞台となったパリのカルチェラタンの風景や、美しいカラー映像には救われる。
それと、登場人物たちの容姿が美しいのもブレッソン作品らしい。

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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
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