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2013年に渋谷シアターイメージフォーラム他で特集上映された「フレンチ・フィーメイル・ニューウェーブ」の3作品がブルーレイ、DVDとなって発売中です。

●『ベルヴィル・トーキョー』(2011年)エリーズ・ジラール監督
●『スカイラブ』(2011年)ジュリー・デルピー監督
●『グッバイ・ファーストラブ』(2011年)ミア・ハンセン=ラブ監督

いずれもフランスの女性監督の新作。
スカイラブ』にはあのベルナデット・ラフォンエマニュエル・リヴァも出演しているようです。
なお、ベルナデット・ラフォンは2013年に残念ながら亡くなっています。

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クリスチャン=ジャック監督、アラン・ドロン主演の『黒いチューリップ』のBlu-rayが11月27日に角川書店から発売になります。

Amazonの商品ページを見る限り、今回のBlu-rayでは2015年に完成したという最新の修復版マスターが使用されているようで、目を疑う超絶の高画質とのことですから、画質的にはかなりのレベルのもののようです。(撮影はアンリ・ドカ
しかも、野沢那智氏ほかの日本語吹替版も収録されていますので、その意味でも価値の高いものになりそうです。

そろそろ『サムライ』もなんとかなりませんかね…。

フランソワ・オゾン監督の『彼は秘密の女ともだち』(14年)をスクリーンで観た感想。
公式サイト

オゾン監督の映画をスクリーンで観るのはカトリーヌ・ドヌーヴ主演の『しあわせの雨傘』(10年)以来か。
特に好きな監督という意識もないのだが、『8人の女たち』(02年)にしても『スイミング・プール』(03年)にしてもDVDではなくスクリーンで観ている。
ちなみに、『8人の女たち』は途中爆睡、『スイミング・プール』はやたら良かった覚えがある。

確かどちらも渋谷のシネマライズで観たのだが、どういうわけかその頃はシネマライズで映画を観る機会が多かった。
意外に思われるかもしれないが、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(01年)なんて何度通ったか分からない。(最低でも5回は観ているはずだ)

今回の『彼は秘密の女ともだち』だが、観に行った理由は家人が観たがったため。
個人的に、オゾン作品ならばある程度の質の高さが保障されているので同意した次第。

ただ、正直なところ、これまで観てきたオゾン作品ほどは楽しめなかった。
いかにもオゾン作品らしい題材ではあるのだが、どうにも中盤が長く感じる。
前半の話の端折り方、後半の力業によるまとめ方等は流石という印象なのだが。

やはり以前観たペドロ・アルモドバル監督の『オール・アバウト・マイ・マザー』(99年)や『トーク・トゥ・ハー』(02年)との共通項のようなものも感じたが、好き嫌いはともかく、内容的にはアルモドバル作品の方が数段上だろう。

キャストもそこまで魅力的という印象はない。
ちなみに、ジル役のラファエル・ペルソナは『アラン・ドロンの再来!』と言われているそうな。
ミシェル・ルグランの自伝本『ビトゥイーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロウ』が先日発売になりました。

購入したばかりでまだ読んでいませんが、かなり面白そうな本です!
ざっと見た感じではメルヴィルの『仁義』を降板した件については触れられていない模様・・・。

岩波文庫から上下二巻で今年の2月に発売されていました。
こんな本が出ていたのですね。
時間があったら是非読んでみたい本です。

フィリップ・ド・ブロカ監督、ジャン=ポール・ベルモンド主演の『リオの男』(64年)を国内盤ブルーレイで観た感想。

この作品、昔レンタルビデオで観たが、当然のことながらそれなりの画質。
こうして日本でもブルーレイで観られるようになったことは喜ばしい。
みんな思っていることだろうが、もっとベルモンド主演作が国内DVD化されて欲しい。(もちろん第一希望はメルヴィル『フェルショー家の長男』だが)

久々に観た『リオの男』だが、やはり面白かった。
一見ハチャメチャなコメディだが、アクション、サスペンス的な要素もしっかり描かれており、ベルモンドとヒロイン役のフランソワーズ・ドルレアックが魅力的である。
とりわけ早世したドルレアックの主演作ということでも貴重。
ベルモンドの体を張ったアクションシーンの数々も楽しい。
また、共演のジャン・セルヴェ(『男の争い』)も重過ぎない感じで良い。
ブラジルの美しい風景も映画によく溶け込んでおり、ジョルジュ・ドルリューの音楽も素晴らしい。

ブルーレイの画質は特別良いという感じでもないが、まぁ満足できるレベル。
もしかしたらDVDでも良かったかもしれないが、それほど価格が変わらないならばブルーレイの方が満足度は高いだろう。

ピエール・グラニエ=ドフェール監督の『帰らざる夜明け』を国内盤DVDで観た感想。

LA VEUVE COUDERC』(71年)
監督:ピエール・グラニエ=ドフェール
原作:ジョルジュ・シムノン
脚本:ピエール・グラニエ=ドフェール、パスカル・ジャルダン
撮影:ワルター・ウォティッツ
音楽:フィリップ・サルド
出演:アラン・ドロン、シモーヌ・シニョレ、オッタヴィア・ピッコロ

初見。
原作ジョルジュ・シムノン、撮影ワルター・ウォティッツ、音楽フィリップ・サルドとスタッフも揃っており、アラン・ドロンシモーヌ・シニョレの主演作だから大いに期待したのだが、今ひとつ面白さを感じなかった。
オープニングなど、いろいろ良いシーンはあるし、決して悪い映画だとは思わないのだが、どうも私とは波長が合わなかったようだ。

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マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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