×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
マックス・オフュルス監督の『たそがれの女心』を国内盤DVD(IVC)で観た感想。
『MADAME DE...』(53年)
監督:マックス・オフュルス
脚本:マックス・オフュルス、マルセル・アシャール、アネット・ワドマン
撮影:クリスチャン・マトラ
音楽:ジョルジュ・ヴァン・パリス
出演:ダニエル・ダリュー、シャルル・ボワイエ、ヴィットリオ・デ・シーカ、ジャン・ドビュクール
初見。
クラシカルなコスチュームもののメロドラマ。
題材的にはあまり好みでないのですが、マックス・オフュルス監督作品、そしてダニエル・ダリュー他の豪華キャストに興味があったので観てみました。
マックス・オフュルス監督といえば流麗なるカメラワークということで一般的にも有名なようですが、実際、この作品でのカメラワークも俳優の動きに吸い付くようにピタリとはまっており見事です。
主演の3人も素晴らしい。
ダニエル・ダリューはタメ息ものの美しさで演技もうまい。
その夫役のシャルル・ボワイエもさすがにいいですね。
ダニエル・ダリューもそうですが、こういったコスチュームものを演じて、昨今の俳優には見られないノーブルな雰囲気、立ち振る舞いを見せてくれ、いかにもヨーロッパの名優、名女優という存在感を示しているのが素晴らしいと思います。
その二人に絡むヴィットリオ・デ・シーカはイタリア映画の名監督として有名な人ですが(代表作品に『自転車泥棒』、『ひまわり』など)、もともと俳優出身の人であり、ここでも俳優としても見事な演技を見せてくれます。
PR
この記事にコメントする
ブログ内検索
プロフィール
HN:
マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
最新記事
(04/29)
(04/28)
(04/14)
(04/08)
(03/29)
カテゴリー
カウンター
忍者AdMax
NINJA TOOLS
お気に入りリンク
アーカイブ