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久々に山本陽一という懐かしい名を目にした。
良いニュースではないのが残念だが…。
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山本陽一といって思い出すのは『パンツの穴』(鈴木則文監督)である。
菊池桃子のスクリーン・デビュー作としても知られる84年の映画だ。
私はこの映画を観たのは(どこでどのように観たのか未だによく覚えていないのだが…)、当時菊池桃子のファンだったから。
彼女がデビューしてから2~3年はファンだったんじゃないかな…。
当時の菊池桃子は女優というよりは歌手として活躍していたが、セカンドシングル『Summer Eyes』でファンになり、続いて発売された1stアルバム『Ocean Side』は超名盤と言ってよいような素晴らしい内容だった。
なにしろ全曲が林哲司の作曲とサウンドプロデュースによるもので、歌はどうしようもなくヘタだったが、幸い彼女は楽曲に恵まれていた。
このアルバムは最初LPで買って、後にCDでも買い直したくらいである。
彼女は現在でもテレビによく出るしあの年代にしては美貌をよく保っていると思うが、今では全く何の興味もなくなってしまったのが自分でもおかしい。
『パンツの穴』に話を戻すと、内容はハチャメチャな青春映画で、当時とすればかなりH(表現が古い…)な内容だったのだが、映画の中での菊池桃子の輝きは凄かった。
それとともに是非ここに書き残したいのは『パンツの穴』のサウンドトラックについてである。
映画の中で使われた音楽が実に感動的で素晴らしかったので、当時サウンドトラックのLPを買ったほどだった。
そのジャケットもタイトルもどんなアーティストが作曲したものかも覚えていなかったが、さっきネットで調べてみたら、惣領泰則とジム・ロックスによるものだということが分かった。
残念ながらCD化はされていないようだが…。
YouTube『パンツの穴』オープニングとクライマックスシーンの動画(リンク)
本当は動画を直接ブログに貼りたいのだが、この動画に関してはできないのでご勘弁…。
ちなみに動画の前半は映画のオープニングでバックに山本陽一の歌、動画の1分50秒くらいからバックに惣領泰則とジム・ロックスによる『LOVING CARE』が流れる。
このシーンが菊池桃子も含め実にいいので是非観て欲しい。
オープニングシーンの菊池桃子の登場シーンも印象的で、昨今のアイドル(?)が束になっても敵わぬオーラが当時の彼女にはあると思う。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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