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有楽町朝日ホールで行われていた映画祭『フランス映画の秘宝』が終了しました。
計13本の上映作品のうち、私は結局『海の沈黙』『肉屋』『曳き船』『罪の天使たち』の4本を観ました。
仕事の時間の合間を縫っての鑑賞でしたので、経済的な理由も含め、もとより全作品を観るのは無理な話でしたが、残念だったのはジャック・ベッケル監督の『最後の切り札』を見逃してしまったことです。
これはホントに残念。

今回の映画祭は、メルヴィルファンとしては『海の沈黙』が日本初公開されるというだけで充分意味のあるものでしたが、言うまでもなく、それ以外にも珍しい作品がいくつも上映されました。
なにしろ、4本しか観ていないので偉そうなことは言えないのですが、私が観た中では、ブレッソンの『罪の天使たち』などは珍しいということ以上に素晴らしい作品だったと思います。

作品のセレクトや映画祭の意図に一部で不満の声もあるようですが、それはおそらくどんな形になってもあったでしょう。
個人的には、60年代ぐらいまでの作品に絞った方が良かったような気もしますが、映画祭に合わせてのジャック・ドワイヨン監督来日とのことで、彼の作品も入れる必要性から、80年代以降の作品を入れてきたのもしれません。
そのあたりの作品は観ていないので、なんとも言えませんけどね。
あと、当日券が1800円というのはもうちょっと何とかならないかなぁ…。

それに、“秘宝”というべき日本未公開のフランス映画の作品は他にも枚挙に暇がないはずですので、フランス映画ファンとしては、いつの日か、また同じような企画があればと思います。

あと、『罪の天使たち』(ロベール・ブレッソン監督)、『あなたの目になりたい』(サッシャ・ギトリ監督)、『三重スパイ』(エリック・ロメール監督)、『最後の切り札』(ジャック・ベッケル監督)の4本はこの映画祭の後、全国で巡演されるようです。
http://www.varietyjapan.com/news/movie_dom/2k1u7d00000bo9ko.html
さし当たっては今月の20、21日に仙台(せんだいメディアテーク)で上映されるようですが、入場料が安いのが羨ましい。(一般1,000円 大学生以下800円)
http://www.smt.city.sendai.jp/fr2008/
他にも詳しい日時等分かりましたら、またこのブログでお知らせできればと思います。

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プロフィール
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マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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