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ロバート・ミッチャムフィリップ・マーロウを演じた作品のソフト化のニュースです。

さらば愛しき女よ』(75年、ディック・リチャーズ監督)と『大いなる眠り』(78年、マイケル・ウィナー監督)のDVD、ブルーレイが復刻シネマライブラリーから3月27日に発売されます。

どちらも、これまでDVD、ブルーレイで未発売だっただけに嬉しいニュースですが、ことに『大いなる眠り』(ハワード・ホークス監督の『三つ数えろ』と同じ原作)は未見なだけに嬉しいです。
さらば愛しき女よ』について以前書いた記事

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ダグラス・サーク監督の『ショックプルーフ』を国内盤DVD(巨匠たちのハリウッド フィルム・ノワール傑作選 DVD-BOX)で観た感想。

Shockproof』(49年)
脚本:サミュエル・フラー、ヘレン・ドイッチュ
撮影:チャールズ・ロートン・JR
音楽:ジョージ・ダニング
出演:コーネル・ワイルド、パトリシア・ナイト、ジョン・ハラグリー

あのサミュエル・フラーが脚本を書いているが、あまりに救いのないラストをコロンビアに改変させられたため、フラーを庇ったサークが怒りのあまりコロンビアを去る原因となったとのこと。
結果的にサークは移籍先のユニバーサルで名実ともに大監督にのし上がっていくわけだから、結果オーライだが。

保護監察官役のコーネル・ワイルド、殺人罪で服役中に仮釈放されたパトリシア・ナイトという実生活でも夫婦だった二人の共演作で、映画の展開は正直微妙だが見ごたえはある。
オープニングなどは見事。
パトリシア・ナイトは無名の美人女優だが、この頃のハリウッドがいかにスター未満の美人女優で溢れていたかを改めて感じさせる。

昨年なにかと話題を投げかけたボブ・ディランですが、なんと3枚組のニューアルバムトリプリケート』が3月31日に発売されます。

ただ、ニューアルバムとはいっても、今回も近年の二枚のカバーアルバムと同様のコンセプトのようで、ある意味、これまで以上に問答無用のアメリカン・スタンダードがずらりと並んだ様は壮観。
個人的には『September Of My Years』『As Time Goes BY』『How Deep Is The Ocean』『Here’s That Rainy Day』『Day In, Day Out』『Sentimental Journey』『These Foolish Things』『You Go To My Head』といった有名曲がディランのヴォーカルでどんな仕上がりになるか興味は尽きません。

昨年8月のZepp Nambaにおけるマイケル・シェンカー・フェストは実に感動的な素晴らしいライヴだったが(その時の記事)、その際の東京公演の模様がさっそくブルーレイ、DVDとなって発売された。

私のようなオールド・ファンにはマイケル・シェンカーとグラハム・ボネットの共演というだけでたまらないものがあったのだが、私の観た大阪公演はライヴ全体としても実に見応え、聴き応えがあった。
このソフトには大阪では演奏されなかった『クライ・フォー・ザ・ネーションズ』も収録されているのも嬉しいところ。

前回久々に聖子さんの記事をアップしましたが(記事自体はかなり前に書いたもの)、そんな中、驚愕のニュースが飛び込んできました。

聖子さんの初のジャズアルバムSEIKO JAZZ』が3月29日に発売されます。

これは本当に嬉しいですね。
私自身ジャズ・ファンということもありますが、今の聖子さんのヴォーカルスタイルにはジャズがとてもよく合うような気がするからです。
”松田聖子 in ジャズ”は実はこれまでもファンの間では密かに噂されていましたが、こうして実現してみると改めて大きな驚きと喜びを感じますし、デビュー37年目(!)にしてこのような新しい挑戦をする聖子さんを本当に素晴らしいと思います。

例によって3種類のCDが発売されますが、今回はどのジャケットも素晴らしい!


25th Anniversary Seiko Matsuda PREMIUM DVD BOX』から、91年の武道館コンサートのライヴ映像『1991 Concert Tour Amusement Park』を取り上げます。

その頃の聖子さんと言えば、
90年6月に”Seiko"名義のワールドリリースデビューアルバム『Seiko』発売。
90年12月にオリジナルアルバム『We Are Love』発売。
91年5月に洋楽カバーアルバム『Eternal』発売。

コンサートの持ち歌も、アルバム『Seiko』から『All the way to Heaven』『Goodbye My Baby』、アルバム『We Are Love』から『Listen!!』『Kiss Me Please』『レモンティーとチョコレートパフェ 』『Drive Me To The Sky』、アルバム『Eternal』から『Hold On』『Here We Are』『Crazy For You』と満遍なく歌われています。

この頃は世界進出に向けてかなり攻めの姿勢を取っていた時期で、ライヴの演出(髪形、衣装、ダンスパフォーマンス)にマドンナの影響が明らかです。

DVDの収録時間は98分。
実際のコンサートで歌われた聖子さんの歌はすべて収録されていますが、この映像を観ると、つくづく松田聖子という歌手を理解することの難しさを痛感します。
あえて言えば、ここにはパフォーマーとしての最高の聖子さんと最低の聖子さん、両方が如実に表れているからです。

冒頭から40数分はすべて口パク。
下着姿に近い恰好で外国人ダンサー達と絡む姿は今見てもかなりの衝撃。
この当時私は完全に聖子さんから離れていましたので、いろんな噂を見聞きしても比較的平気でしたが、ずっとファンを続けていた方たちは大変だったと思います。
聖子さんが何をやろうと絶対に付いていくという、本当に筋金入りのファンだったのでしょうね。
今だから私は観れますが、当時は無理だったと思います・・・。

前半だけ観ると勘弁してという内容なのですが、コンサート中盤の『Here We Are』以降のバラードナンバーが生歌で、この生歌がなんとも素晴らしいのです。

実のところ、この頃の聖子さんはヴォーカリストとして一つの頂点にあったと思われます。
まず、声が素晴らしい。
声のフォルムはデビュー時より線が細くなった印象はありますが、以前のハスキーな印象が弱まり、高音がより澄んだ響きを湛えています。
表現力の高さはもちろん、声域の広さも衰え知らず。
聖子さんは90年代の声が一番というファンの声があることも頷けます。

ここでは『抱いて…』、マドンナのカバー『Crazy For You』も素晴らしい出来で、『裸足の季節』『青い珊瑚礁』『夏の扉』『Rock'n Rouge』『赤いスイートピー』といった80年代ヒット曲も生歌で安定しています。

それでいてアンコールの『Chase My Dreams ~明日へのStep~』『Precious Heart』が口パクというのが解せないところで・・・改めて聖子さんを理解することの難しさを痛感します。

ロベルト・ロッセリーニ監督の『イタリア旅行』を国内盤ブルーレイ(IVC)で観た感想。

VIAGGIO IN ITALIA』(53年)
脚本:ヴィタリアーノ・ブランカーティ、ロベルト・ロッセリーニ
撮影:エンツォ・セラフィン
音楽:レンツォ・ロッセリーニ
出演:イングリッド・バーグマン、ジョージ・サンダース

再見。
前回観た時IVC盤の旧DVDだったと思うが、画質はお世辞にも良いとは言い難いものだった。
今回観たブルーレイは、マスターに起因すると思われるキズが目立つところ以外は画質良好。

フランスのヌーヴェル・ヴァーグの連中にことさら高い評価を受けた作品だが、確かに今観ると、低予算でも映画が一本撮れてしまうという証明のような映画という印象を受ける。
問題は面白いか否かなのだが、まあ面白いと言えば面白いし、つまらないと言えばつまらない。
これといった映画らしい展開はないし(ラストぐらい?)、出演俳優がイングリッド・バーグマンジョージ・サンダースだから被写体の魅力でなんとか最後まで観られる感じ。
ラストはなんだかなという印象を持ってしまった。

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テンプレ作った人:おみそ
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マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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