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ここ一年ばかりの間、一番関心があったのはボブ・ディランである。
もともと20年来のディラン・ファンであるが、ここ10年ほどは熱心なファンとは言えなかった。
それが突然ディラン漬けの日々を送ることになったのだ。

きっかけは一年ほど前に観たザ・バンドの映画『ラスト・ワルツ』(マーティン・スコセッシ監督)であったと思う。
この映画も昔から観ている映画だから、今さら何がどうだとか言うこともないのだが、とにかくザ・バンドの音楽の素晴らしさに改めて感動し、再びザ・バンドを聴き始めた。
この10年ほどはディランやザ・バンドどころか、ロックを聴く機会もほとんどなくなっていたから(いうまでもなくジャズばかり聴いていた。新宿のディスクユニオンに行ってもロックの売り場をうろうろした記憶がこの10年ほどはない)、それだけでも大きなきっかけだった。

ザ・バンドと来れば、ディランに行き着くのは自然な流れで、確か共演ライヴ盤『偉大なる復活』(74)の紙ジャケを買ったのだった。
この一年ばかりの間、ディランの紙ジャケがBlu-spec CD2仕様で次々と発売されているが、限定盤ということもあり、それならばと買い揃えていった。
最初はBlu-spec CD2ではなく、数年前に発売された紙ジャケCDを中古で買い揃えていたのだが(その方が圧倒的に安い)、あるきっかけからBlu-spec CD2に換えた。
それは『新しい夜明け』(70)のBlu-spec CD2を聴いてからである。

『新しい夜明け』というアルバムはディランの中でも特別名盤でもなく、むしろ大変地味なアルバムであるが、個人的には大好きなアルバムである。
今でも聴く機会が圧倒的に多い。
このアルバムのリマスターCDの音には不満があった。
特にヴォーカルがもやもやして聞こえた。
それがBlu-spec CD2だとかなり改善されていたのである。

他のアルバムも通常のリマスターCDとBlu-spec CD2で聞き比べてみたが、正直言って、そこまでの違いは感じられないことの方が多かった。
しかし、どうせ買うなら音が良い(良さそう?)なのが良いだろうという単純な考えで買い揃えていった。
中には以前から熱望していた『激しい雨』の紙ジャケリマスター盤なんてのもあって、いっそうコレクション熱?が高まったのだが、結果、現段階でのすべてのディランのアルバムをBlu-spec CD2で買い揃えた。
(続く)

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マサヤ
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趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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