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前回より続く)

今回ボブ・ディランのアルバムを(ブートレッグシリーズも含めて)一通り聴き直してみて、これまでと評価が変わったアルバムもある。
特に良かったものをざっと挙げると

●『ボブ・ディラン』(62年 ファースト)
●『ディラン』(73年 カバー集)
●『ビリー・ザ・キッド』(73年 映画のサントラ)
●『セイヴド』(80年 キリスト教三部作の一つ)
●『サイド・トラックス』(レアトラック集)

はっきり言えば、世間的評価が今一つでこれまでキチンと聴いてこなかったアルバムばかりだが、ファーストなんてジャケットの眠そうな表情とは正反対のエネルギー溢れる歌とギターのストロークにノックアウトされたし、『ビリー・ザ・キッド』もディランの歌こそ少ないが、一音楽として実に楽しい。
また、カバー集『ディラン』は寄せ集めとは思えぬほど一曲一曲の仕上がりが素晴らしい。

セイヴド』はもう大傑作。
ブートレッグで出ている80年のトロントのライヴDVDを観たが、この頃のライヴは往年の曲こそ皆無だが、新曲が皆良いし、ディランが真面目に丁寧に歌っていて感動させられる。
正規発売されたら評価が一変するはず。

サイド・トラックス』は『バイオグラフ』を始めとするいくつかのコンピレーションものに入っていたレア・トラックがまとめて聴けるのが実に便利。
音質も良い。

逆に期待外れだったのは60年代のアルバムを集めたモノ・ボックス
オーディオの関係もあるのかもしれないが、私には通常のステレオ盤の方が良い。

(たぶん続く)

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フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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