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拙HPのBBSにいただいた、メルヴィル・ファンにとって超ド級の素晴らしい情報です!
『コードネームはメルヴィル』と題されたメルヴィル作品の大規模な特集上映が11~12月にかけて東京で開催されます!
もちろん、これほどの特集上映が日本で開催されるのは例がありません。
情報源は『ENCORE』という東京日仏学院のカルチャーマガジンをpdf化したページです。
60~61Pに簡単な概要が、そしてページの中ほどにある東京日仏学院イベント・カレンダーに東京日仏学院における上映情報が掲載されています。
現在の段階で分かっている情報を整理すると…
この特集上映は東京フィルメックスと東京日仏学院の共催。(企画協力はアダンソニア)
上映会場によって前半後半二つに分かれる模様。
前半は『第10回東京フィルメックス』という映画祭における上映
期日:11月21日(土)~29日(日)
会場:有楽町朝日ホール他
前売:1300円 当日一般:1700円/学生:1300円
現在のところ上映作品は未定。
後半は東京日仏学院にて上映
期日:11月30日(月)~12月19日(土)
会場:東京日仏学院エスパス・イマージュ
会員:500円 一般:1000円
東京日仏学院における上映作品、時間は以下の通り。
11月30日(月)
18:00~『仁義』 上映後、ジャン=フランソワ・ロジェのレクチャーあり
12月4日(金)
13:45~『賭博師ボブ』
16:00~『いぬ』
18:30~『海の沈黙』 上映後、トークショーあり(予定)
12月5日(土)
11:00~『ある道化師の24時間』『マンハッタンの二人の男』
14:00~『恐るべき子供たち』
16:30~『賭博師ボブ』
12月11日(金)
14:00~『いぬ』
16:30~『リスボン特急』
19:00~『影の軍隊』
12月12日(土)
12:30~『恐るべき子供たち』
15:30~『ある道化師の24時間』『マンハッタンの二人の男』
18:00~『コードネームはメルヴィル』
12月13日(日)
11:00~『影の軍隊』
14:30~『仁義』
17:30~『リスボン特急』
12月19日(土)
13:30~『モラン神父』
16:30~『この手紙を読むときは』
以上
現在のところ、『第10回東京フィルメックス』における上映作品は発表されていない模様ですが、東京日仏学院での上映予定作品のリストを見るだけでも興奮を抑えきれない素晴らしい内容です。
『いぬ』、『仁義』を初めとするフィルム・ノワールの名作群が見られるのも嬉しいですが、短編処女作『ある道化師の24時間』、そして『この手紙を読むときは』、『モラン神父』といった本邦未公開作品が一挙に上映されるのは本当に快挙といってよいのではないでしょうか。
惜しむらくは『フェルショー家の長男』、『ギャング』、『サムライ』の3作が欠けている点ですが、これは是非とも東京フィルメックスでの上映に期待したいところ。
11月30日のシネマテーク・フランセーズのプログラム・ディレクターであるジャン=フランソワ・ロジェ氏のレクチャーも楽しみですし、12月12日18:00より上映の『コードネームはメルヴィル』というドキュメンタリー(?)も気になります。
とにかく、この企画を立てた方々に感謝です。
札幌アリアンス・フランセーズ
〒060-0062
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メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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