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HPにメルヴィル作品の観客動員数記録を取り上げてみました。
http://melville.nomaki.jp/biography.html#frenchboxoffice
結構意外な事実が分かって面白いかと思います。
例えば、『仁義』がメルヴィルにとっていかに飛びぬけたヒット作であるかがよく分かりますし、『恐るべき子供たち』や『サムライ』といった“有名どころ”が意外なほど当たっていなかったりとか、逆に『この手紙を読むときは』、『モラン神父』、『フェルショー家の長男』といった日本未公開作が結構動員していたりとか、なかなか興味深いですね。
とりわけ、海外でもDVD化されていない『フェルショー家の長男』が『いぬ』よりも動員数が多いというのには私も驚きました。
ただ、こうして見ますと、『影の軍隊』が当たらなかったのは、メルヴィル自身「自分の最良の作品だ」という自負を持っていただけに、実に腹立たしいことだったに違いありません。
当時公開されなかったアメリカでは、昨年二つの批評家協会賞を受賞してささやかながら“リベンジ”を果たしたわけですが、アカデミー賞などの大きな賞ではなく、“批評家協会賞”というところがいかにもメルヴィルらしいと言えるのかもしれません。
http://melville.nomaki.jp/biography.html#frenchboxoffice
結構意外な事実が分かって面白いかと思います。
例えば、『仁義』がメルヴィルにとっていかに飛びぬけたヒット作であるかがよく分かりますし、『恐るべき子供たち』や『サムライ』といった“有名どころ”が意外なほど当たっていなかったりとか、逆に『この手紙を読むときは』、『モラン神父』、『フェルショー家の長男』といった日本未公開作が結構動員していたりとか、なかなか興味深いですね。
とりわけ、海外でもDVD化されていない『フェルショー家の長男』が『いぬ』よりも動員数が多いというのには私も驚きました。
ただ、こうして見ますと、『影の軍隊』が当たらなかったのは、メルヴィル自身「自分の最良の作品だ」という自負を持っていただけに、実に腹立たしいことだったに違いありません。
当時公開されなかったアメリカでは、昨年二つの批評家協会賞を受賞してささやかながら“リベンジ”を果たしたわけですが、アカデミー賞などの大きな賞ではなく、“批評家協会賞”というところがいかにもメルヴィルらしいと言えるのかもしれません。
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プロフィール
HN:
マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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