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以前別サイトにて書いたフランソワ・トリュフォー監督作品のレビューの転載です。(一部手直しあり)
image37.jpg今回は『二十歳の恋/アントワーヌとコレット』。

L’AMOUR A VINGT ANS/ANTOINE ET COLETTE
(62年)
監督:フランソワ・トリュフォー
脚本:フランソワ・トリュフォー
撮影:ラウル・クタール
音楽:ジュルジュ・ドルリュー
出演:ジャン=ピエール・レオー(アントワーヌ・ドワネル)、マリー=フランス・ピジェ(コレット)
31分、モノクロ


国際オムニバス映画『二十歳の恋』の中のフランス篇をトリュフォーが担当したこの映画。
大人は判ってくれない』に続く、アントワーヌ・ドワネルを主役とした第2作に当たる作品であり、17歳の時のアントワーヌ・ドワネル、その初恋の様子を映し出した作品です。
トリュフォー自身かなり楽しんで作った作品らしく、後のインタビューで、「作った映画の中で本当に気に入っているのはこれだけ」と言うほど気に入っていた作品とのこと。

この映画で、アントワーヌは一応は独り立ちしていますが、すでに後の“ダメ男”ぶりが現れてきており(笑)、演奏会で知り合った、美しいコレットに不器用なまでに一方的に入れ揚げ、コレットの家の向かいに引越しまでする様子が可笑しく、また悲しい。
その積極性は大いに見上げたものですが、当の相手より、相手の両親に気に入られるという点が実に彼らしいと言えましょうか・・・。

これは30分ほどの小品ですが、マリー=フランス・ピジェ演じるコレットは後の『逃げ去る恋』(78)でも重要な役どころを演じており、“ドワネルもの”を理解する上では絶対に見逃すことのできない作品。
ジョルジュ・ドルリュー作曲のワルツ風のテーマ音楽の素晴らしさも忘れてはならず、ラストのシャンソン風の歌(グザヴィエ・デプラスによる)もウットリするような美しさ。

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