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ジャック・ベッケル監督の『七月のランデヴー』を国内盤DVD(『珠玉のフランス映画名作選 DVD-BOX Vol.1』)で観た感想。

RENDEZ-VOUS DE JUILLET』(49年)
脚本:ジャック・ベッケル、モーリス・グリフ
撮影:クロード・ルノワール
音楽:ジャン・ヴィエネル
出演:ダニエル・ジェラン、ブリジット・オーベール、ニコール・クルーセル、モーリス・ロネ

戦後フランスの若者たちの日常を生き生きと描いた作品で、ジャック・ベッケルに駄作無しを証明する傑作である。
1949年の映画だが、こうした若者の群像劇を描いた映画は当時はまだ珍しかったのではないか?
この作品の作風は、シャブロルの『いとこ同志』、ロメールの『獅子座』、ゴダールの『女は女である』、『男性・女性』等、後のヌーヴェルヴァーグの作品にも大きな影響を与えたのではないかと思われる。

ダニエル・ジェランモーリス・ロネ等を始めとするキャスティングも素晴らしく、ブリジット・オーベールニコール・クルーセルといった女優陣も魅力的。
また、モーリス・ロネがジャズ・バンドでバイトする役柄を演じるなど、ベッケルのジャズ好きを表した作品である点にも注目。

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マサヤ
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趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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