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前回からの続きです。

●ブラームス『ドイツ・レクイエム』クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団、フィッシャー=ディースカウ(br)、シュヴァルツコップ(s)(61年)

いろいろなジャンルのベスト10とか20とかいっても、私にとってクラシック音楽の範疇を超えて永遠のベストワンはこれである。
それはもう30年変わらない。
ブラームスは作曲家としては特に好きではないが、この曲だけは特別。



ブルックナー『交響曲第8番』クナッパーツブッシュ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(61年)

大学生の頃、ブルックナーに熱中した。
ただ、時期が80年代後半だったので、朝比奈やチェリビダッケ、ヴァントらの90年代ブルックナー・ブームが本格的に訪れる前だったのは良かったのか悪かったのか・・・。
90年にチェリビダッケがミュンヘン・フィルと来日した際、私は8番をオーチャードホールで聴いた。
本当に楽しみにしていた公演だったのだが、あまりにテンポの遅いアダージョの途中で私はウトウト眠ってしまった。
今思えば、それがブルックナーから離れるきっかけの一つだったような気がしてならない。

それはともかく、ブルックナーでどれか一曲と言ったらやはり8番だが、クナのミュンヘン・フィル盤とベルリン・フィル盤、セル・クリーヴランド盤、マタチッチ・N響盤、ジュリーニ・ウィーン・フィル盤と名盤が揃っているのでどれを選ぶか迷う。

この中で演奏として最も完成度の高いのはおそらくセル盤で、第一楽章から第三楽章まではブルックナーのツボを押さえた完璧な出来栄えだが、なぜか第四楽章だけテンションがガクンと下がるのが本当に残念。
そんなわけで、ここでは一番思い出深いクナのミュンヘン・フィル盤を挙げることにする。
初めて8番を聴いたのがこれのLPだったのだから古い付き合いだ。

ブルックナーの他に好きなCDとして、2番(朝比奈)、5番(シューリヒト、ケンペ)、7番(ベーム)、9番(シューリヒト、クレンペラー)を挙げておく。
ただし、最近はブルックナーを聴く機会は全くと言っていいくらいない。
当時、あまりに聴き過ぎたのだと思う・・・。



●ドビュッシー『弦楽四重奏曲』カペー弦楽四重奏団(28年)

ドビュッシーは大好きな作曲家だが、この曲だけを挙げるのはちょっと変わっているかもしれない。
もちろん、『牧神』、『前奏曲第一巻』、『ヴァイオリン・ソナタ』、『ペレアス』、『歌曲』と好きな曲は他にもあるが、ダントツに好きなのはこの『弦楽四重奏曲』なのである。
本当にいろいろな演奏を聴いたが、やはりカペーの壁は厚い。
第1楽章のコーダの部分など神業だし、第3楽章など、もはや音楽を超えた別の何物かであるかのように響く。



●フォーレ『ピアノ四重奏曲第一番、第二番・ピアノ五重奏曲第一番、第二番』ユボー(ピアノ)、ヴィア・ノヴァ弦楽四重奏団(69,70年)

フォーレも大好きな作曲家。
有名な『レクイエム』も好きだが、本領が聴けるのは室内楽作品歌曲で、渋い作品ばかりだが、いずれも素晴らしい内容。
中でも、この4曲はいずれもどれがどうと言えないくらいの高みに達しており、順位は付けられない。
これも多くの演奏を聴いたが、最初に聴いたユボー盤を超えるものは結局見つけられなかった。
演奏技術的にこの演奏を超えるものはたくさんあるが、この雰囲気、味わいはどこにも出せない。


続きます。
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