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ロマン・ポランスキー監督の『チャイナタウン』を国内盤DVDで観た感想。

CHINATOWN』(74年)
監督:ロマン・ポランスキー 
脚本:ロバート・タウン 
撮影:ジョン・A・アロンゾ 
音楽:ジェリー・ゴールドスミス 
出演:ジャック・ニコルソン、フェイ・ダナウェイ、ジョン・ヒューストン、バート・ヤング、ペリー・ロペス、ジョン・ヒラーマン、ダレル・ツワリング

約10年ぶりくらいの再見。
以前観た時は少し難渋な感じもあったのだが、今回は全く魅了された。
やっぱりこれは大傑作。

メイキングによればレイモンド・チャンドラーの探偵小説の世界を参考にしたらしいが、実際ニコルソンが死体を発見するシーンなど、チャンドラーの小説を読んでいるような感覚にとらわれた。
ジャック・ニコルソンはルックスが苦手なので決して好きな俳優というわけではないのだが、演者として、なにか面白いことをしでかしてくれそうな雰囲気が魅力だ。
相手役のフェイ・ダナウェイも当然のことながら演技、存在感ともに素晴らしい。
ただ、親父役のジョン・ヒューストンは、演技が大味というか、どこかワザとらしい感じがして積極的には押せない。

あと、現行のDVDは画質がイマイチなので、早急なブルーレイ化を望みたい。

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マサヤ
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趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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