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デヴィッド・リンチ監督の『ツインピークス The Return』をレンタルDVDで観た感想。

DVD全9枚、全18話をすべて観終えた。
一枚目のDVDを観終えた時はもう観るのをやめようかと思った(笑)くらいで、まさか全話観終えることになるとは。

前半はかなりゆったりとした展開で、一つ一つのエピソードにどんなつながりがあるのか全く理解できない。
しかし、そのエピソードがどう進展するのかとの興味から、続きが気になってズルズルと引きずり込まれてしまった印象。
全話を監督したデヴィッド・リンチが、与えられたスパンをたっぷりと使い、とことんやりたいようにやったような作品で、テレビドラマというよりは一本の映画のよう。
今までの監督作では『ロスト・ハイウェイ』が一番テイストが近いかも。

ちなみに、昔の『ツインピークス』では中盤くらいまでは好きで何度も繰り返し観たが、後半になるとかなり興味が減じた。
映画版の『ローラ・パーマー最期の7日間』は内容が全く受け付けなかったので、一度だけ観てそれっきり。
今回の『The Return』のテイストは明らかにその後半であったり『最期の7日間』に近いのは間違いない。
描写のどぎつさはかなりのもので、観ていて気分的に苦しくなってくる場面も少なくない。
にもかかわらず、最後まで興味を持って観終わったのが我ながら不思議である。

ただ、観終わった正直な印象としては、やはりこれは面白かった
それも、そうとうに面白かったという印象である。
もちろん、分からない部分は多いし、というかほとんど分からないのだが、そのモヤモヤ感がクセになると言ったらよいか。
やっぱりデヴィッド・リンチという人が我々の想像を超えるとんでもない存在であることは間違いない。

キャストも、25年前の『ツインピークス』に出ていた人たちは、皆年は取りつつも、ほとんど印象が変らないのが凄い。
中でも、やはりカイル・マクラクランというのは大した俳優だと改めて感じてしまった。
このシリーズ新参のナオミ・ワッツローラ・ダーンも素晴らしい。

時間があれば是非また観直してみたい…と思ったら日本語字幕付の輸入盤ブルーレイが安く出ていたので早速購入。
それも昔の『ツインピークス』まで。
これは一体…。

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無題
先日、メルヴィル作品のオンライン配信の件で書き込みした者です。

Twin Peaks The Entire MysteryというBOXは劇場版と、劇場版でカットされたシーンをリンチが2時間くらいに編集したものが入ってて凄く良かったです。
A 2018/09/11_Tue_21:21:09 編集
Twin Peaks The Entire Mystery
Aさん
返信大変遅くなり申し訳ございません。

Twin Peaks The Entire MysteryのBOXの情報ありがとうございます。
あれから忙しくなってしまい、BOXを開けていません。
今度観る楽しみにしますね。
マサヤ@管理人 2018/09/21_Fri_01:03:22 編集
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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