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篠田正浩監督の『乾いた花』を国内盤DVDで観た感想。

乾いた花』(64年)
監督:篠田正浩
原作:石原慎太郎
脚本:馬場当、篠田正浩
撮影:小杉正雄
音楽:武満徹、高橋悠治
出演:池部良、加賀まり子、藤木孝、東野英治郎、三上真一郎、宮口精二、原知佐子、杉浦直樹
 
初見。
石原慎太郎の原作を篠田正浩が映画化した作品だが、コッポラやスコセッシが大ファンで、なんとクライテリオンからブルーレイまで出ている。
なるほど、『ゴッドファーザー』がパクったんじゃないかというシーンも後半にある。
実際、この映画を観て、私も一発でこの映画のファンになった。
モノクロの映像からくる“乾いた”質感は非常にヌーヴェル・ヴァーグ的なものを思わせるが、その映像美、雰囲気、音楽、登場人物の振る舞い方に至るまで、実にクールでスタイリッシュ。
カーチェイスのシーンなど『死刑台のエレベーター』を思わせる。
ただし、脇の連中の掘り下げが足りない感もある。

それにしても、池部良
はじめてヤクザ役を演じたのがこの映画で、これが後の『昭和残侠伝』シリーズにつながるわけだが、なんというカッコ良さなのだろう。
これはもう言葉よりも見てもらうしかない。
池部良にそれまでと全くイメージの異なるこの役柄を振ったのが監督の篠田正浩だとすれば、これだけでも日本映画史に残る偉業だと言えるだろう。

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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
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