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ジャン・オーレル監督の『恋のマノン』を国内盤DVDで観た感想。

MANON 70』(67年)
監督:ジャン・オーレル
脚本:ジャン・オーレル、セシル・サン=ローラン
撮影:エドモン・リシャール
音楽:セルジュ・ゲンズブール
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、サミー・フレイ、エルザ・マルティネリ、ジャン=クロード・ブリアリ

 
初見。
原作であるプレヴォーの『マノン・コスコー』を現代風に大胆に脚色した映画。

ともあれ、これは当時美の絶頂にあったカトリーヌ・ドヌーヴあっての映画である。
実際、この映画のドヌーヴは実に美しい。
それを観るだけでも楽しいのは事実だが、映画としては今一つ深みがない。
相手役のサミー・フレイも性格がネクラで、思ったよりも魅力が感じられないのは残念である。
むしろ、特別出演のジャン=クロード・ブリアリが“らしさ”を発揮して好演であった。

ちなみに、衣装はイヴ・サン=ローランではなく、エマニュエル・ウンガロが担当。
音楽もセルジュ・ゲンズブールだが、ヴィヴァルディの音楽もだいぶ使われているようで、どこからどこまでがゲンズブール作曲の音楽なのか判別不能である。
DVDの画質はHDマスターを謳っているだけあって極めて良好であった。

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趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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