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4月18日、渋谷オーチャードホールで行われたボブ・ディランのコンサートに行ってきた。

ディランのコンサートに行くのは2001年の国際フォーラム以来、なんと15年ぶり。
これまでも何度もチャンスはありながら仕事で行けず。
今回も仕事の後に行ったので1曲目には間に合わなかったが、座席が4列目ほぼ中央ということもあってか現在のディランの音楽を堪能することはできた。

ところで、私はディランのファンでありながら、2000年代以降のディランの音楽を必ずしも好きで聴いているわけではない。
問題はなんといってもディランの声質である。
私にとってあの声はどう聴いても耳に心地よい声ではない。
それに、昨今のディランのアルバムは一言で言えば退屈である。
なんといってもあのディランのアルバムだから、なんだかんだで聴くが、正直なところはそうである。
近年のアルバムが世界的に売り上げ好調で、評価も高いのが不思議でならない。

ただ、今回のコンサートにおけるディランの声は近年CDで聴ける声と全く同一で、それはもう清々しいほど。
こうなるともう声がどうのこうの言ってられなくなる。
ちなみに、個人的にディランの声は60年代がやはり最高で、それ以降年代とともに好みから離れてくるのだが。

果たしてコンサートは素晴らしいものだった。
ほとんどが2000年代以降の作品ばかりで最新アルバム『シャドウズ・イン・ザ・ナイトからのナンバーとオリジナルナンバーが交互に演奏され、そのバランスが絶妙。
CDで聴くとどうにも退屈な音楽が、目の前で展開されると全くと言ってよいほど退屈な瞬間がなく楽しめたのには自分でもびっくり。
もちろん、今更ディランの音楽に感動したというほどのことはないのだが、聴いていて何とも言えずいいのである。
ディラン自身もテンションが高く、ヴォーカルワークも想像していたよりもしっかりしていたし、バンドの演奏も素晴らしかった。
そう、声質さえ気にしなければ(それは無理だが)、歌も演奏もとても良かったのである。
オーチャードホールの音響も良かったし、一言で言えば、生演奏の良さということなのかもしれない。

それにしてもSS席25000円は高すぎる。
その半分でも良いのではないか。
それならもう一回くらい行けたのに…。

グッズ売り場にも並んだが、買って着たいというようなTシャツはなし。

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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
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