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20101030012819.jpgこのところPCの調子が悪く報告が遅くなりましたが、去る10月26日 大阪IMPホールで行われたシャルロットゲンズブールのライヴに行ってきました。
簡単なライブ・レポを書きます。

今回の大阪ライヴはオールスタンディングのはずでしたが、当日会場に行ってみたら、アーティストの意向ということで全席自由席に急遽変更されていました。
個人的には、最近はトシのせいかオールスタンディングのライヴの後は疲れがドッと出るので、イス有りは大助かりなのですが…シャルロット登場と同時に会場総立ちになり、そのままラストまでいっちゃいましたので、結局オールスタンディングとほとんど変わらず(笑)。
それでもイスがあると客が整然として観られるので、その点は良かったかもしれません。

で、肝心のライブの感想ですが、すごく良かったです
生シャルロットはメチャクチャカッコ良かった
カワイイとかキレイとかいうより、とにかくカッコ良かったという印象です。
ヴォーカルも曲によっては軽くエフェクトをかけてましたが、総じて安定していましたね。

セットリストはほとんどがニューアルバム『IRM』と前作『5:55』からで、シャルロット自身もドラム(フロアタム)を叩いたり、シンセサイザー?を演奏しながら歌ったりしてました。
ライヴで聴くことによって、個々の楽曲の出来の良さというものを実感しましたし、当たり前のことだけど、シャルロット自身、完全に自分のライヴ空間というものを確立していて、それはライティングなどにも現れていたと思います。

会場の雰囲気も盛り上がっていて良かったし、バンドのサウンドも良かったです。
アンコールを入れて90分程度でしたが もっと聴きたかった。
アンコールの最後には父セルジュの『クーラー・カフェ / Couleur Cafe』をやりました。
最後の最後にラテンのリズムが心地よくって、これは盛り上がったな~。

また、ライヴの中盤でおもむろにイスに腰掛けて歌ったのはボブ・ディランの『女の如く / Just like a woman』。
これは意外でしたが、シャルロットの歌い方は楽曲にとてもよく合っていた。
そういえば、ライヴの初めと最後に会場でかかった音楽はカーティス・メイフィールドの『プッシャーマン / Pusherman』。
カーティス・ファンの私にはこれも感動ものでした。

会場の大阪IMPホールはこじんまりしたライヴハウスでライヴを味わうには理想的な環境でした。
ホントに期待以上に良いライヴでしたので、またシャルロットが来日したら絶対行きます。

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20100902-00000007-lisn-musi-thum-000.jpg仏女優シャルロット・ゲンズブール歌手としての来日公演が、いよいよ10月24日東京国際フォーラムA10月26日大阪IMPホールにおいて行われます。

これまで映画祭などでは何度か来日しているシャルロットですが、歌手として来日するのは今回が初めて
まさしく奇跡の来日公演といってよいでしょう。

私は26日の大阪IMPホールに参戦します。
なぜ大阪かというと、只今大阪に出張中なので…。

シャルロットがこのところ発表した二枚のアルバムは大変充実した内容で…というか、どちらも大傑作といってよい素晴らしい内容でした。
公演を前にしてどちらも再びヘビロ状態ですが、特に、2006年に20年ぶりに発表されたアルバム『5:55』は、あんまり良いので当時驚いたのを覚えています。
ベックが作詞作曲プロデュースまで担当したニューアルバム『IRM』も期待以上に素晴らしく、今や彼女は歌手としても全く目の離せない存在となっています。

今回は歌手として、どんなライヴ・パフォーマンスを見せてくれるかが大変楽しみで期待が高まります。(さすがに歌唱力は期待していませんが…)
特に大阪公演はオールスタンディングということで、できるだけ間近でシャルロットのパフォーマンスを堪能する予定です。

montand.jpgイヴ・モンタンの2枚組CD『イヴ・モンタン全集~枯葉』。

2008年にユニバーサル・ミュージックから発売された国内盤。
『ポピュラー定番大全集』なる企画モノの一環として発売されたものだが、2枚組2500円という価格設定が嬉しい。
イヴ・モンタンのCDはこれまでいろいろ聴いてきたけど、これはとりわけ素晴らしい。
いわゆるベスト盤だが、モンタンの国内盤CDといえば、1枚のベスト盤ばかりなので、こうしてたっぷりモンタンの歌が楽しめるのは嬉しい。

内容も、力の抜けた軽やかな表現をしたと思えば、男性的な声を聞かせたりと、モンタンの歌声、表現力があまりに魅力的。
アレンジもコンボのような小さな編成のものが多いようで、歌の邪魔にならない。
有名な『枯葉』はこのアルバムのアレンジ、歌が一番好きかも。
もちろん、他にも素晴らしい歌がたくさん収録されている。

いくつかライヴ音源も含まれているCDだが、曲の録音の日時等のデータが全く記されていないのが残念。
私はモンタンの50年前後の録音を集めた4枚組CDも持っているが、それとはモンタンの声やアレンジ含め音の雰囲気が違うから、もっと後の、60年代以降の録音が多いのではないかと思われる。

あと、価格を抑えたせいか歌詞対訳もないのは残念。
2008年リマスターと謳っているが、詳細も全く不明。
リマスターのお陰かどうか分からないが、音質には特に不満はないけど…。
せっかくなら、こうしたところ細かいところもレコード会社はちゃんと仕事して欲しかったと思う。

ユーチューブでこのアルバムに収録されている『枯葉』と同じ音源が聴けます。



前回『ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代』(山田宏一著、和田誠・絵、装丁、ワイズ出版)を紹介しましたので、今回もちょっとだけアンナ・カリーナについて。

確かにゴダール作品におけるアンナ・カリーナは最高に魅力的ですが、歌手としての彼女も私は大好きです。
ちょっとハスキーな声がなんとも言えず魅力的なのですが、特に好きな曲は、映画『アンナ』においてジャン=クロード・ブリアリとデュエットで歌っていた『Ne dis rien』(『何も言うな』)。

言うまでもなく作曲はセルジュ・ゲンズブールですが、数年前にDVD『セルジュゲンスブール 1958-1969』において当のゲンズブールがアンナ・カリーナとデュエットしている映像を初めて観ました。
これが実にいい雰囲気で素晴らしい。
これまで何度観たか分かりません。

動くジュリエット・グレコが拝めます。(62年)
歌唱はもちろん、表情や身振り手振りが本当に魅力的!

パリの空の下』といえば、今ならエディット・ピアフの歌唱の方が有名かもしれませんが、もともとはグレコが広めた歌でした。
私はピアフよりもグレコの方がずっと好きです。
この歌も、そして、歌手としても。
心残りはいまだに彼女の歌を生で聴いたことがないことです。
また、来日してくれないかなぁ…。

言うまでもありませんが、グレコは女優としてメルヴィルの『この手紙を読むときは』(53年)に主演しています。

“歌手”シャルロット・ゲンズブールのニューアルバム『IRM』が先月27日に発売されました。
今日遅ればせながら購入した次第です。

シャルロットのアルバムといえば、数年前に発売された前作『“5:55”』が実に素晴らしい内容で、私も大変気に入りましたが、今回のアルバムはベックによるプロデュースと(ほぼ)全曲書き下ろしによるもの。(前作同様英語詞)
正直なところ、私個人はベックの音楽について知識もなければ興味もないですが、さきほどアルバムをざっと聴いた印象としては内容はかなり良さそうですね。
これから聴き込むのが楽しみなアルバムです。
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テンプレ作った人:おみそ
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マサヤ
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趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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