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ジュリアン様、チェイサー様、お二人のブログからいただいた素晴らしい情報です。
ユニバーサル・フランスから6月2日に、「Jean-Pierre Melville Serie Noire」と題するメルヴィル作品のサントラを集めたコンピレーションCDが発売になります。(こちらをリンク)
パッケージ写真を見る限り、収録作品として『賭博師ボブ』『マンハッタンの二人の男』『モラン神父』『いぬ』『サムライ』『影の軍隊』『仁義』『リスボン特急』の作品名が見られます。
ただ、ジャケット写真には『ギャング』のワンシーン(リノ・ヴァンチュラが拳銃を構えている写真)も見られますので、もしかしたら『ギャング』の音楽も含まれているのかもしれません。
ユニバーサル・フランスから一連のシリーズで発売されているフランス映画のオリジナル・サウンドトラック・シリーズは、マスター・テープを用いたと思われる良好な音質、美しいアートワークによるデジパック仕様のジャケット、仏語と英語両方による解説など、品質も大変信頼の置けるものであることは今更言うまでもないでしょう。
上記のリンク先のページには、マルシャル・ソラル、ミシェル・コロンビエ、フランソワ・ド・ルーベの3人のみの名前が見られますが、例えば『影の軍隊』『仁義』の音楽はエリック・ド・マルサンですから、あくまで代表的な3人の名前が挙げられているのだと思われます。
リンク先を見る限り、どの作品からどんな曲が選ばれているのかはまだ分かりませんが(Amazonフランスでも現段階では詳細は不明です)、このシリーズからは、すでに『サムライ』『影の軍隊』『仁義』のサントラCDが発売されていますので、今回はむしろ他の作品の方に期待がかかります。(ちなみに、ジョルジュ・ドルリューのサントラ「Le Polar Selon Georges Delerue」には『フェルショー家の長男』からの2曲が収録されています)
おそらく『モラン神父』(音楽:マルシャル・ソラル)のサントラがCD化されるのは初めてでしょうし、『いぬ』(音楽:ポール・ミスラキ)は冒頭のテーマ音楽が収録されているのか否か、『リスボン特急』はエンディング・テーマのイザベル・オーブレの歌「事が起こるように」が収録されているのか否かなど、大変気になるところです。
さっそくAmazonフランスに予約しましたが、とにかく、メルヴィル作品のサントラが一枚のCDに収録されるなんてファンとすれば夢のようで、発売日が待ちきれません。
『いぬ』『リスボン特急』が楽しみですね
『リスボン』は2曲がCD化されてますが「フランス・ギャング映画集1」「ミシェル・コロンビエ作品集」の2枚に1曲ずつの収録だったので今回まとめてくれたら有難いのですが…
マサヤさん予想の『ギャング』も入ってて欲しいですね
記事に書かれていますように、このシリーズはその内容もさることながら
ジャケットやライナーノーツのデザインも優れており、
レーベル製作者たちの熱い仕事ぶりにいつも感心させられます。
昨日の記事をトラバしましたのでよろしくお願いします。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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