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ハワード・ホークス監督の『コンドル』を国内盤DVDにて観た感想。
『ONLY ANGELS HAVE WINGS』(39年)
監督:ハワード・ホークス
脚本:ハワード・ホークス、ジュレス・フォースマン
撮影:ジョセフ・ウォーカー
音楽:モリス・W・ストロフ
出演:ケーリー・グラント、ジーン・アーサー、リチャード・バーセルメス、トーマス・ミッチェル、リタ・ヘイワース
初見。
南米のバランカを舞台にヒコーキ野郎たちの友情を描いた作品。
大傑作とまではいかないが、これはなかなかの傑作。
内容も面白く、さすがにハワード・ホークス監督は物語のツボを押さえている。
ケーリー・グラント演じる航空会社の経営者兼パイロットのジェフは、どちらかというと冷たい男で、一般的なケーリー・グラントのイメージとは異なるが、ここでは説得力のある演技を見せている。
映画の前半で物語を引っぱるジーン・アーサーは、後半は男たちの友情物語に押されて(?)あまり目立たないが、内容が内容だけに仕方ないか。
トーマス・ミッチェルが人間味のある好演技を見せている。
ブレイク前のリタ・ヘイワースがグラントの昔の恋人役で出ているが、出番は短いながら、すでに彼女らしい個性が出ており魅力的である。
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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