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ジャック・ドゥミ監督の『ロワール渓谷の木靴職人』を国内盤DVD(ジャック・ドゥミ初期作品集DVD-BOX)で観た感想。
『Le Sabotier du Val de Loire』(55年)
監督・脚本:ジャック・ドゥミ
撮影:H・ジョルジュ・ランディ
音楽:エルザ・バレーヌ
初見。
ジャック・ドゥミの監督処女作であり、22分の小品。
内容は、ナントの木靴職人の老夫婦の日常をドキュメンタリー風に描いたもの。
ナレーションを用いた、古典的で淡々とした語り口が好ましい。
監督処女作ながら、カメラワークや照明の技術も確かで落ち着いており、これ見よがしの点のない、極めて簡潔で質素な作品。
時間こそ短いが、人生の一端を垣間見るような、想像以上に見応えのある作品である。
その語り口に、ちょっとメルヴィルの処女作『ある道化師の二十四時間』(46)を思わせるところがあるように感じた。
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マサヤ
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フランス映画、ジャズ
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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