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以前挙げた私の好きなジャズ・アルバム・ベスト20の中から今回取り上げるのは④(順位ではありません)に挙げたジョン・ルイス&サッシャ・ディステル『アフタヌーン・イン・パリ』

F4BE1EADL.jpgJOHN LEWIS & SACHA DISTELAFTERNOON IN PARIS』(ATLANTIC)
①水辺にたたずみ②懐かしのストックホルム③アフタヌーン・イン・パリ④君の面影⑤バグズ・グルーヴ⑥ウィロー・ウィープ・フォー・ミー
ジョン・ルイス(p)、サッシャ・ディステル(g)、バルネ・ウィラン(ts)、パーシー・ヒース(b)、ピエール・ミシュロ(b)、ケニー・クラーク(ds)、コニー・ケイ(ds) (56年)

ジョン・ルイスパーシー・ヒースコニー・ケイのMJQのメンバーが、サッシャ・ディステルバルネ・ウィランらフランスのミュージシャンと共演したアルバム。
これはもう何度繰り返し聴き返したか分からない愛聴盤の一つ。
このアルバムは、派手さは全くありませんが、スタンダードを中心になんとも味わい深い演奏が展開されます。

ジョン・ルイスのパリ好きはよく知られるところで、MJQでも『ヴェルサイユ』『コンコルド』『ヴァンドーム』など、パリの名所をモチーフにした楽曲を数多く発表しています。
とりわけ有名なのは、フランスの名ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの死を悼んで作曲した『ジャンゴ』でしょう。
サッシャ・ディステルの演奏はあまり数多く聴いているわけではありませんが、このアルバムの演奏はジョン・ルイスとの音楽的相性も良く、ギターの気品のある音色が素晴らしい。

テナーのバルネ・ウィランの音色も全体によく溶け込んでいますし、エッフェル塔をバックにしたジャケも大変魅力的。

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バルネ・ウィラン
このアルバムは聴いたことがないのですが、バルネ・ウィランが参加してるようなので是非聴いてみたいアルバムですね。

シネ・ジャズと言ったら、やはりバルネ・ウィランのテナー・サックスですよねぇ、『死刑台のエレベーター』『彼奴を殺せ』『危険な関係』でのフランス的哀愁感漂うテナー・サックスの演奏は最高でしたね。

モノクロのフランス映画にはやはりジャズが合うんですよね…。

何だか今日は、久しぶりに『死刑台のエレベーター』が観たくなりました…(笑)。

66 2009/03/21_Sat_08:25:10 編集
シネ・ジャズ
66さん
私はバルネ・ウィランの50~60年代のアルバムはできる限り聴くようにしていますが、演奏になんともいえない哀愁があるのが魅力的ですよね。
ご指摘のように、シネ・ジャズの名作にもことごとく参加していますが、このアルバムもなかなかオススメです。

『死刑台のエレベーター』は映画としても傑作ですが、個人的にはマイルスのアルバムとしてもベスト5、いやベスト3に入れたい名作です。
マサヤ@管理人 URL 2009/03/22_Sun_01:29:37 編集
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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