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スタンリー・キューブリック監督の『非情の罠』を国内盤DVDで観た感想です。
『KILLER'S KISS』(55年)
監督:スタンリー・キューブリック
脚本:スタンリー・キューブリック、ハワード・O・サックラー
撮影:スタンリー・キューブリック
音楽:ジェラルド・フリード
出演:フランク・シルヴェラ、ジャミー・スミス、アイリーン・ケイン、ジェリー・ジャレット、ルース・ソボトゥカ
これも久々に観た作品。
キューブリックの作品はだいたい観ているのですが、カラーになって以降の作品は正直なところあまり好きではありません。
それぞれの作品は、確かに凄いなぁとは思いますが。
むしろ、モノクロで撮ったこの作品や『現金に体を張れ』、『突撃』、『博士の異常な愛情』あたりまでは好きです。
この作品はキューブリックの実質的なデビュー作であり、67分と中篇ながら、実によく出来た作品だと思います。
フラッシュバック、ボクシング、ファム・ファタール、殺しなど、手法的には完全にフィルム・ノワール作品といってよいのではないかと思います。
とりわけ、映画後半の、全く人気の無い工場を舞台とした大立ち回りは迫力満点です。
あの人っ気の無さ、大量のマネキンなどがなんとも不気味。
ただ、ラストの甘さは個人的には納得しがたい。
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マサヤ
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フランス映画、ジャズ
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
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