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フランソワ・オゾン監督の『しあわせの雨傘』(公式サイト)をスクリーンで観た感想。
『POTICHE』(2010年)
監督・脚本:フランソワ・オゾン
撮影:ヨリック・ル・ソー
音楽:フィリップ・ロンビ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデュー、ファブリス・ルキーニ、カリン・ヴィアール、ジュディット・ゴドレーシュ、ジェレミー・レニエ
77年のフランスを舞台とした、コメディタッチの人生讃歌。
カトリーヌ・ドヌーヴが雨傘工場の社長夫人という役柄で、あの『シェルブールの雨傘』(64年)に対するオマージュを感じさせる作品であるが(この邦題はちょっと…)、70年代後半の時代背景(労働問題や男女同権問題)が作品の重要な要素となっている。
ドヌーヴもいいが、ストーリーもよく練られていて見応えがある作品。
映画冒頭のジャージ姿でジョギングするドヌーヴの姿を観て、現在の彼女の現実を観客はいきなり突き付けられるわけだが、映画が進行してゆくにつれ、どんどん美しく見えてくるから不思議だ。
確かに美貌は衰えたが、女優としての存在感はいささかも衰えていないのはさすがとしか言いようがない。
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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