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ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の『商船テナシチー』をレンタルビデオで観た感想。

LE PAQUEBOT TENACITY』(34年)
監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ 
脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ、シャルル・ビルドラク 
撮影:ニコラ・エイエ 
音楽:ジャン・ウィエネル 
出演:アルベール・プレジャン、ユベール・プレリエ、マリー・グローリー、マディ・ベリー、ピエール・ローレル、ニタ・アルヴァレス、レイモン・エイムス 
 
初見。
港町を舞台に友情と恋愛、運命の残酷さを描いたメロドラマ。
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督らしい作品であると同時に、いかにもこの時代のフランス映画らしい作品である。

脇役に至るまで俳優陣が皆いい。
アルベール・プレジャンといえば、『巴里の屋根の下』(30)などルネ・クレール作品というイメージが強いが、デュヴィヴィエ作品にも違和感なく収まっている。
ヒロイン役のマリー・グローリーの容姿も決して古臭くないのがいい。
撮影は後にメルヴィルの『いぬ』(62)も担当することになる名手ニコラ・エイエ

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マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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