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最近発売されたマイルス・デイヴィス『ビッチェズ・ブリュー』レガシー・エディション(輸入盤)を購入したので、その感想というかレビュー。
MILES DAVIS『BITCHES BREW』(LEGACY EDITION)
今回私が購入したのは輸入盤。
この輸入盤は2CD+1DVDという3枚組で、タワーレコードでの価格は2500円ぐらい。
11月に発売される国内盤にはこれに71年のライヴCDが付いて4枚組になるというが、6000円を超える価格設定。
さすがにそこまで出そうという気にはなれないので、輸入盤に落ち着く。
正直なところ、“またマイルスの再発もの?”という感もあるのだが、なんといっても安いし、今回は69年のライヴDVDに興味があったので購入してみた。
CDの方には2曲の未発表トラックを含む6曲の追加トラックが収録されているが、個人的にはこういった付録類にはあまり興味がない。
個人的には『ビッチェズ・ブリュー』というアルバムにはさほど強い思い入れはないのだが、久々に通して聴いてみるとやっぱりいい。
感動、というところまではいかないが、個人的には結構好きなアルバムだ。
気のせいかもしれないが、CDの音も良くなっているように感じた。
そして、今回付録に付いてきた1969年11月4日コベンハーゲンで収録されたという未発表ライヴ映像DVD。
このライヴが実にカッコいい。
マイルス、ウェイン・ショーター(ts、ss)、チック・コリア(el-p)、デイヴ・ホランド(b)、ジャック・デジョネット(ds)というクインテットだが、マイルス本人も含め、メンバーの熱のこもった演奏が実に素晴らしい。
特に後半は圧巻。
収録時間も70分近くあり、個々のミュージシャンの演奏も充分に堪能できる。
海賊盤では以前から発売されていた映像だが、さすがオフィシャルだけあって、画質、音質ともに満足できる出来。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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