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クロード・シャブロル監督の『刑事ベラミー』を国内盤DVDで観た感想。
『BELLAMY』(09年)
監督:クロード・シャブロル
脚本:クロード・シャブロル、オディール・バルスキ
撮影:エドゥアルド・セラ
音楽:マチュー・シャブロル
出演:ジェラール・ドパルデュー、クロヴィス・コルニアック、ジャック・ガンブラン、マリー・ビュネル、ヴァイナ・ジョカンテ、マリー・マテロン
初見。
残念ながらクロード・シャブロル監督の遺作となってしまった作品だが、衰えは全く感じられない。
この作品は殺人事件を題材として割にサスペンス的要素は薄い。
ほとんど途中でネタバレしてしまっているし、ジェラール・ドパルデュー演じるベラミー刑事の行動を淡々と追っているだけの映画なのにどうしてこんなに面白いのだろう。
妻役のマリー・ビュネル、犯人の妻役のマリー・マテロン、音楽のマチュー・シャブロルも含め、すべてが印象的。
ところで、ジェラール・ドパルデューの出演作を観るのは久々なのだが、大いに見直した。
伊達に30年以上フランス映画の主役を張っていない。
巨体が欠点になるどころか、見事に人間的魅力と化しているところなど、さすがの存在感である。
シャブロル作品に出演するのは意外にも今作が最初で最後になってしまったというが、相性はバッチリ。
もっとこの二人のコラボレーションを観たかったと同時に、つくづく監督の死が惜しまれてならない。
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マサヤ
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フランス映画、ジャズ
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
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