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正直なところ、いわゆる“ブローイング・セッション”的なアルバムにはあまり食指が動かない。
特に、このアルバムのようにテナーサックス奏者が二人となると、音を聴いただけではどちらがどちらか区別が付かないということが多く、なんとなく居心地の悪さを感じてしまうのだ。
このアルバムもジャケットが有名な割にはこれまで聴く機会がなかったが、最近ようやく聴いて内容の良さに驚いた。
まず、曲がいい。
そして、二人のテナーの演奏も若々しく溌剌としており、聴いていて気持ちがいい。
リズム・セクションは例の『バードランドの夜』の3人だが、いずれも最高としか言いようがない。
とりわけ、ホレス・シルヴァーのセンスの良さには唸らされる。
アルバムのクライマックスとしては一般的に①、④というところだろうが、③のハードボイルドな雰囲気も実に魅力的である。
個人的にはこのアルバム中ベスト。
CLIFF JORDAN&JOHN GILMORE『Blowing in from Chicago』(57年)
1.ステイタス・クウォー 2.ボーティル 3.ブルー・ライツ 4.ビリーズ・バウンス 5.イーヴル・アイ 6.エヴリホエア
クリフ・ジョーダン、ジョン・ギルモア(ts)、ホレス・シルヴァー(p)、カーリー・ラッセル(b)、アート・ブレイキー(ds)
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フランス映画、ジャズ
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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