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ジャック・ベッケル監督の『赤い手のグッピー』を国内盤DVD(東北新社)で観た感想です。
『GOUPI-MAINS ROUGES』(44年)
監督:ジャック・ベッケル
原作・脚本:ピエール・ヴェリ
撮影:ピエール・モンタゼル
音楽:ジャン・アルファロ
出演:フェルナン・ルドー、ロベール・ル・ヴィギャン、ブランシェット・ブリュノワ、リーヌ・ノロ
初見。
ジャック・ベッケル監督の長編第2作で、やはり、というべきかこれも傑作。
殺人事件を巡るサスペンスと、コメディが渾然一体となった、なんとも不思議な作品です。
舞台がフランスの田舎町ということもあり、パリを舞台とした映画とはまた違った、いかにもそれらしい長閑な雰囲気もあり、その意味でも、この時代のフランス映画らしい雰囲気を味わえる作品だと思います。
大家族がお互いをそれぞれ渾名で呼び合うという設定も面白いのですが、その一人一人のキャラもなかなか魅力的に描かれています。
大家族が誰が誰なのか分かりにくいのが玉に疵ではありますが…。
中でも、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の『地の果てを行く』(35)でも印象的だったロベール・ル・ヴィギャンのキャラクターがここでもなかなか強烈。
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マサヤ
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フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
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