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川島雄三監督の『洲崎パラダイス 赤信号』をDVDで観た感想です。
『洲崎パラダイス 赤信号』(56年)
監督:川島雄三
原作:芝木好子
脚本:井出俊郎、寺田信義
撮影:高村倉太郎
音楽:真鍋理一郎
出演:新珠三千代、三橋達也、轟夕起子、芦川いづみ、植村謙二郎、牧真介、小沢昭一
初見。
先日このブログでも紹介した成瀬巳喜男監督の『女の中にいる他人』に出演していた新珠三千代と三橋達也がその10年前に主演していた作品で、昭和30年頃の東京の洲崎界隈を舞台にした作品。
これはなんとも魅力的な映画。
まず、洲崎という舞台設定が風情があって良い。
そして、監督の登場人物を見つめる視線が温かい。
そのためでしょうか、観ていて全然イヤな気分にならなりませんでした。
ちなみに、洲崎という土地名は昨今では聞き慣れぬ名だが、現在の江東区木場のあたりらしい。
キャストでも、三橋達也がどうしようもないダメ男をうまく演じているほか、新珠三千代もいつもとは違ったアバズレ(?)キャラを見事に演じている。
夫に逃げられながらも飲み屋を切り盛りする女将を演じた轟夕起子も実にいい味を出しているし、蕎麦屋のアルバイト役の芦川いづみがまた一服の清涼剤のような存在感。
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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