忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

マーヴィン・ルロイ監督の『ジョニー・イーガー』(41年)を国内盤DVD(ブロードウェイ)で観た感想。

久々にフィルム・ノワールの傑作を観たような気がする。
キャスト、演出、ストーリー、いずれも見事。
マーヴィン・ルロイ監督ロバート・テイラー主演といえば『哀愁』(40年)が有名だが、これはその翌年の作品であり、ロバート・テイラーの美男ぶりが素晴らしい。

だが、それにも増して魅力的なのがヒロイン役のラナ・ターナーである。
ジョン・ガーフィールドと共演した、あの名作『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(46年)の5年前の作品だが、すでにというか、男を一瞬で落とす魔性がある。
テレビ画面を通じて彼女の濃厚な色気、芳香が漂ってくるようだ。
比較しては悪いが、マリリン・モンローなんかより(失礼!)彼女の方がよっぽど色気があって魅力的だと思うのは私だけか。
なんというか、男を惹きつけるオーラが違う。
肉感的な肢体といい、声の良さといい、まさしく最強のファム・ファタールである。

あと、この映画で忘れてはならないのがアル中男色(?)の友人役を演じたヴァン・ヘフリン
とここまで書いて調べてみたらなんと!この映画でアカデミー賞助演男優賞を得ていたという。
納得の名演技である。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[776] [775] [774] [771] [769] [766] [765] [764] [763] [760] [759]
テンプレ作った人:おみそ
今すぐブログ始めるなら:[PR]

PR:忍者ブログ
ブログ内検索
プロフィール
HN:
マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
カテゴリー
最新コメント
[04/14 マサヤ@管理人]
[04/10 mon]
[11/07 マサヤ@管理人]
[11/06 mon]
カウンター
忍者AdMax
NINJA TOOLS
アーカイブ