×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2月4日にボブ・ディランのニューアルバム『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』が発売される。
収録曲を見る限り、オリジナル楽曲は含まれず、主にフランク・シナトラのレパートリーのカバー曲集のようだ。
カバー集であるにしろ、ニューアルバムの発売はディランのファンとしてはもちろん楽しみだ。
私はある時期シナトラもかなり好きで聴いたから、ディランがシナトラの曲をどのようにカバーしているのかという興味もある。
ところが正直、意外と心がときめかないのである。
カバー集だからか?
それも全くないとは言えない。
全曲ディランのオリジナル曲だったら、もう少しときめいていたはずだ。
しかし、詳しくはここで述べないが、それも事実上期待できない状況では何をか言わんや。
第一、いくらディランがシナトラの楽曲が好きだとはいえ、シナトラの歌のイメージとディランのそれは違い過ぎるではないか。
しかし、理由はそれだけではない。
90年代後半以降、つまりは『タイム・アウト・オブ・マインド』(97年)で華麗な“復活”を遂げて以降のディランにさして魅力を感じていないからである。
答えは簡単だ。
あの“声”である。
もちろん、私はディランの近年のアルバムもすべて聴いている。
中には『ラヴ・アンド・セフト』(01年)のような素晴らしいアルバムもあった。
しかし、90年代以降のディランのあの声がどうしてもダメなのである。
かなり無理して好きになろうとしたが、無理だった。(みんな、あの声をどう思っているのだろうか?)
その意味でも、個人的な見解だが、『タイム・アウト・オブ・マインド』以降のディランは過大評価されている気がする。
現段階での最新アルバム『テンペスト』(12年)も最近なんとなく良さが分かってきたが、発売直後に聴いた時は全然良さが分からなかった。
いや、良さが分かってきたというより、むしろ声に慣れてきた、という方が正しいかもしれない。
結局のところ、私はディランを“シンガー”として好きなのだ、と思う。
もちろん、ソングライターとしてもこの上なく偉大であるし好きなのだが、歌手としての魅力が大きくなかったら、ここまで聴いていなかっただろう。
そして、“シンガー”である以上、声にこだわるのは当然のことだろう。
『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』が私の期待を良い意味で裏切ってくれることを望む。
収録曲を見る限り、オリジナル楽曲は含まれず、主にフランク・シナトラのレパートリーのカバー曲集のようだ。
カバー集であるにしろ、ニューアルバムの発売はディランのファンとしてはもちろん楽しみだ。
私はある時期シナトラもかなり好きで聴いたから、ディランがシナトラの曲をどのようにカバーしているのかという興味もある。
ところが正直、意外と心がときめかないのである。
カバー集だからか?
それも全くないとは言えない。
全曲ディランのオリジナル曲だったら、もう少しときめいていたはずだ。
しかし、詳しくはここで述べないが、それも事実上期待できない状況では何をか言わんや。
第一、いくらディランがシナトラの楽曲が好きだとはいえ、シナトラの歌のイメージとディランのそれは違い過ぎるではないか。
しかし、理由はそれだけではない。
90年代後半以降、つまりは『タイム・アウト・オブ・マインド』(97年)で華麗な“復活”を遂げて以降のディランにさして魅力を感じていないからである。
答えは簡単だ。
あの“声”である。
もちろん、私はディランの近年のアルバムもすべて聴いている。
中には『ラヴ・アンド・セフト』(01年)のような素晴らしいアルバムもあった。
しかし、90年代以降のディランのあの声がどうしてもダメなのである。
かなり無理して好きになろうとしたが、無理だった。(みんな、あの声をどう思っているのだろうか?)
その意味でも、個人的な見解だが、『タイム・アウト・オブ・マインド』以降のディランは過大評価されている気がする。
現段階での最新アルバム『テンペスト』(12年)も最近なんとなく良さが分かってきたが、発売直後に聴いた時は全然良さが分からなかった。
いや、良さが分かってきたというより、むしろ声に慣れてきた、という方が正しいかもしれない。
結局のところ、私はディランを“シンガー”として好きなのだ、と思う。
もちろん、ソングライターとしてもこの上なく偉大であるし好きなのだが、歌手としての魅力が大きくなかったら、ここまで聴いていなかっただろう。
そして、“シンガー”である以上、声にこだわるのは当然のことだろう。
『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』が私の期待を良い意味で裏切ってくれることを望む。
PR
この記事にコメントする
ブログ内検索
プロフィール
HN:
マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
最新記事
(04/29)
(04/28)
(04/14)
(04/08)
(03/29)
カテゴリー
カウンター
忍者AdMax
NINJA TOOLS
お気に入りリンク
アーカイブ