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先日、昨年の紅白における松田聖子について書いたが、個人的に一番良かったのは中島みゆきであった。
私は中島みゆきが前回紅白に出た時に観ていないから、中島みゆきがテレビで歌っている姿を観ること自体ほとんど初めてと言ってよかった。
その昔、私は中島みゆきのファンであった。
といっても70年代後半から84年くらいまでの短い間だが、当時は中島みゆきがテレビの歌番組に出るなんて有り得ない出来事だったのだ。
中島みゆきで好きなアルバムは『愛していると云ってくれ』(78年)、『親愛なる者へ』(79年)、『臨月』(81年)の3枚。
しかしその後、『寒水魚』(82年)、『予感』(83年)、『はじめまして』(84年)と聴いていって彼女の歌への興味を失った。
それ以後のアルバムは一枚も聴いていない。
もちろん、シングルも。
彼女はずっと活躍していたから、何かの拍子に歌が耳に入ることはあったが、良いと思った記憶すらない。
どうしてここまで彼女の歌への興味を失ってしまったのか、今となっては自分でも不思議でならないのだが、82年から84年に発表された上記の3枚のアルバムの内容が、私の好みとはどんどん違う方向へと進んでいったことは確かだ。
『寒水魚』はバカ売れし世間的にも絶賛されていたが、私にはそれ以前のアルバムと比べるとさして良いとは思えなかったし、『予感』を聴いた時には明らかにそれまでの中島みゆきとは違う方向に彼女が向かっているのを感じた。
そして、『はじめまして』を聴いた時、もはやこれまで、と思い、今後彼女のアルバムは買わないと固く決意した。
それから30年、確かに一枚のアルバムも買っていないから、我ながらよほど固い決意だったと見える。
中島みゆきの歌が私の好みとどう違っていったのか?
それを考える余裕は今はないので割愛。
今回の主題は彼女の膨大な作品の中から偏愛の一曲を紹介することだ。
私にとって、彼女の数多い名曲の中から際立った何曲かを選ぶことはそれほど難しい作業ではない。
●『ひとり上手』(シングル曲。アルバム『臨月』収録)
●『化粧』(アルバム『愛していると云ってくれ』収録)
●『タクシードライバー』(アルバム『親愛なる者へ』収録)
●『狼になりたい』(アルバム『親愛なる者へ』収録)
あたりに絞られるが、1曲となるとやはり『ひとり上手』を選ぶ。
中島みゆきを知ったのは多聞に漏れず『わかれうた』(77年)であった。
そこから数年の間に『おもいで河』、『りばいばる』、『かなしみ笑い』と怒涛の名曲シングルラッシュが私を襲った。
もちろん、遡って『時代』も聴いた。
そんな中、ダメ押しの如くリリースされたシングルが『ひとり上手』(1980年10月21日発売)だった。
この曲の衝撃といったらなかった。
完璧なメロディ、完璧な歌詞世界、完璧なアレンジ、完璧なヴォーカル・・・このような完璧な曲がこの世に存在すること自体奇跡のように思われた。
小犬を抱えた彼女の姿を捉えたドーナッツ盤のジャケットに至るまで、ビジュアルも含めた世界観の表現は今見ても全く見事という他ない。
その衝撃の強さは、30年以上前に初めてラジオで聴いた頃の空気感を今でも心に鮮明に呼び起こすほどだ。
それから中島みゆきの音楽から離れた私だが、実は『ひとり上手』はずっとカラオケの定番レパートリーだった。
何度聴いても、何度歌っても感動する、まさに究極の偏愛の一曲である。
私は中島みゆきが前回紅白に出た時に観ていないから、中島みゆきがテレビで歌っている姿を観ること自体ほとんど初めてと言ってよかった。
その昔、私は中島みゆきのファンであった。
といっても70年代後半から84年くらいまでの短い間だが、当時は中島みゆきがテレビの歌番組に出るなんて有り得ない出来事だったのだ。
中島みゆきで好きなアルバムは『愛していると云ってくれ』(78年)、『親愛なる者へ』(79年)、『臨月』(81年)の3枚。
しかしその後、『寒水魚』(82年)、『予感』(83年)、『はじめまして』(84年)と聴いていって彼女の歌への興味を失った。
それ以後のアルバムは一枚も聴いていない。
もちろん、シングルも。
彼女はずっと活躍していたから、何かの拍子に歌が耳に入ることはあったが、良いと思った記憶すらない。
どうしてここまで彼女の歌への興味を失ってしまったのか、今となっては自分でも不思議でならないのだが、82年から84年に発表された上記の3枚のアルバムの内容が、私の好みとはどんどん違う方向へと進んでいったことは確かだ。
『寒水魚』はバカ売れし世間的にも絶賛されていたが、私にはそれ以前のアルバムと比べるとさして良いとは思えなかったし、『予感』を聴いた時には明らかにそれまでの中島みゆきとは違う方向に彼女が向かっているのを感じた。
そして、『はじめまして』を聴いた時、もはやこれまで、と思い、今後彼女のアルバムは買わないと固く決意した。
それから30年、確かに一枚のアルバムも買っていないから、我ながらよほど固い決意だったと見える。
中島みゆきの歌が私の好みとどう違っていったのか?
それを考える余裕は今はないので割愛。
今回の主題は彼女の膨大な作品の中から偏愛の一曲を紹介することだ。
私にとって、彼女の数多い名曲の中から際立った何曲かを選ぶことはそれほど難しい作業ではない。
●『ひとり上手』(シングル曲。アルバム『臨月』収録)
●『化粧』(アルバム『愛していると云ってくれ』収録)
●『タクシードライバー』(アルバム『親愛なる者へ』収録)
●『狼になりたい』(アルバム『親愛なる者へ』収録)
あたりに絞られるが、1曲となるとやはり『ひとり上手』を選ぶ。
中島みゆきを知ったのは多聞に漏れず『わかれうた』(77年)であった。
そこから数年の間に『おもいで河』、『りばいばる』、『かなしみ笑い』と怒涛の名曲シングルラッシュが私を襲った。
もちろん、遡って『時代』も聴いた。
そんな中、ダメ押しの如くリリースされたシングルが『ひとり上手』(1980年10月21日発売)だった。
この曲の衝撃といったらなかった。
完璧なメロディ、完璧な歌詞世界、完璧なアレンジ、完璧なヴォーカル・・・このような完璧な曲がこの世に存在すること自体奇跡のように思われた。
小犬を抱えた彼女の姿を捉えたドーナッツ盤のジャケットに至るまで、ビジュアルも含めた世界観の表現は今見ても全く見事という他ない。
その衝撃の強さは、30年以上前に初めてラジオで聴いた頃の空気感を今でも心に鮮明に呼び起こすほどだ。
それから中島みゆきの音楽から離れた私だが、実は『ひとり上手』はずっとカラオケの定番レパートリーだった。
何度聴いても、何度歌っても感動する、まさに究極の偏愛の一曲である。
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マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
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