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マルセル・カルネ監督の『嘆きのテレーズ』を国内盤DVD(パブリック・ドメイン)で観た感想。
『THERESE RAQUIN』(52年)
監督:マルセル・カルネ
脚本:マルセル・カルネ、シャルル・スパーク
撮影:ロジェ・ユベール
音楽:モーリス・ティリエ
出演:シモーヌ・シニョレ、ラフ・ヴァローネ、ローラン・ルザッフル、ジャック・デュビー、シルヴィー
初見。
エミール・ゾラの原作『テレーズ・ラカン』をマルセル・カルネとシャルル・スパークが脚色。
ゾラの原作を映画化した作品はルネ・クレマン監督の『居酒屋』などもそうだが、すこぶる暗い。
この作品もご他聞に洩れずだが、映画の内容は一級のサスペンスで、元水兵役のローラン・ルザッフルが現れてからの後半の畳み掛けるような展開は見事。
今さらながらだが、若い頃のシモーヌ・シニョレは美しい。
演技もすでに完成の域。
相手役のラフ・ヴァローネも役柄に合っていて良いが、それよりも、意地の悪い義母役を演じたシルヴィーが絶品。
口が利けなくなってからの目の演技のコワさといったら…。
ところで、今回観たDVDはパブリック・ドメイン盤で価格は『天井桟敷の人々』と2枚組で驚愕の500円。
更に驚きは画質の良さ。
『天井桟敷の人々』は以前のパイオニア盤DVDに比べるとさすがにガクンと画質が落ちますが、『嘆きのテレーズ』に関しては字幕も含め全く不満を感じませんでした。(廃盤となったパイオニア盤は未見です)
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フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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