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クロード・ソーテ監督の『ギャルソン!』を国内盤DVDで観た感想です。
『GARCON!』(83年)
監督:クロード・ソーテ
脚本:ジャン=ルー・ダバディ、クロード・ソーテ
撮影:ジャン・ボフェティ
音楽:フィリップ・サルド
出演:イヴ・モンタン、ニコール・ガルシア、ジャック・ヴィルレ、ベルナール・フレッソン、マリー・デュボワ
初見。
クロード・ソーテ監督作品らしいあまり山谷のないストーリー展開は、人によっては退屈に感じられる方もいるかもしれませんが、個人的にはその淡々とした流れが心地良かったです。
初老のイヴ・モンタンがほぼ出ずっぱりの、正にイヴ・モンタンのための映画と言ってよく、そのギャルソンぶりが素晴らしく魅力的。
クロード・ソーテ監督との相性も抜群で、モンタンの俳優としての魅力が最高に発揮された作品と言ってよいでしょう。(ファッションも良かったです)
『奇人たちの晩餐会』(フランシス・ヴェベール監督、98年)が鮮烈な印象に残っているジャック・ヴィルレが、ここでは友人ジルベール役を好演しています。
その独特の風貌と相まって、その佇まいにはどこか哀感が漂います。
そのジャック・ヴィルレと対立する、ガミガミ喧しい料理長役を演じたベルナール・フレッソン、どこかで観たなと思いましたら、コスタ・ガヴラス監督の『Z』でもモンタンと共演していました。
相手役のニコール・ガルシアも、特別美人でないものの、どこか大人の魅力を感じさせる女優。
他に、マリー・デュボワの出演も嬉しいかったです。
フィリップ・サルドの軽やかな音楽が作品を華麗に彩って最高に魅力的。
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マサヤ
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フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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