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以前、ジャン=ピエール・メルヴィル監督の好きな映画作品のリストを紹介しましたが、今回はフランスの「カイエ・デュ・シネマ」誌に掲載された、メルヴィルが選んだ、1959~1962年の4年間それぞれの年の映画ベスト10のリストを紹介します。
前回紹介したリストと重複する作品もいくつかありますが、その年の他の作品との比較も兼ね、そのまま紹介します。
おそらく上の方が順位が高いものと推測されますが、確信はありません。(監督名)
1959
『いつもの見知らぬ男たち I Soliti Ignoti』 (マリオ・モニチェリ Mario Monicelli)
『走り来る人々 Some Came Running』 (ヴィンセント・ミネリ Vincente Minelli)
『或る殺人 Anatomy of a Murder』 (オットー・プレミンジャー Otto Preminger)
『ロベレ将軍 General della Rovere』 (ロベルト・ロッセリーニ Roberto Rossellini)
『二十四時間の情事 Hiroshima, mon Amour』 (アラン・レネ Alain Resnais)
『危険な関係 Les Liaisons Dangereuses』 (ロジェ・バディム Roger Vadim)
『スリ Pickpocket』 (ロベール・ブレッソン Robert Bresson)
『アメリカの戦慄 Trial』 (マーク・ロブソン Mark Robson)
『大人は判ってくれない Les quatre cents coups』 (フランソワ・トリュフォーFrancois Truffaut)
『魔術師 The Magician』 (イングマール・ベルイマン Ingmar Bergman)
1960
『穴 Le Trou』 (ジャック・ベッケル Jacques Becker)
『アパートの鍵貸します The Apartment』 (ビリー・ワイルダー Billy Wilder)
『拳銃の報酬 Odds Against Tomorrow』 (ロバート・ワイズ Robert Wise)
『勝手にしやがれ A Bout de Souffle』 (ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc Godard)
『墓場なき野郎ども Classe Tous Risques』 (クロード・ソーテ Claude Sautet)
『サイコ Psycho』 (アルフレッド・ヒッチコック Alfred Hitchcock)
『雨のしのび逢い Moderato Cantabile』 (ピーター・ブルック Peter Brook)
『ピアニストを撃て Tirez Sur Le Pianiste』 (フランソワ・トリュフォー Francois Truffaut)
『アメリカの裏窓 L' Amerique Insolite』 (フランソワ・レシャンバック Francois Reichenbach)
『真夏の夜のジャズ Jazz on a Summer’s Day』 ( アラム・アヴァキアン、バート・スターン Aram Avakian/Bert Stern)
1961
『みんな帰ろう Tutti a Casa』 (ルイージ・コメンチーニ Luigi Comencini)
『荒馬と女 The Misfits』 (ジョン・ヒューストン John Huston)
『女は女である Une Femme est une Femme』 (ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc Godard)
『ねずみの競争 The Rat Race』 (ロバート・マリガン Robert Mulligan)
『アラスカ魂 North to Alaska』 (ヘンリー・ハサウェイ Henry Hathaway)
『明日なき十代 The Young Savages』 (ジョン・フランケンハイマー John Frankenheimer)
『土曜の夜と日曜の朝 Saturday Night and Sunday Morning』 (カレル・ライス Karel Reisz)
『コンクリート・ジャングル The Criminal』 (ジョゼフ・ロージー Joseph Losey)
『栄光への脱出 Exodus』 (オットー・プレミンジャー Otto Preminger)
『ニュールンベルグ裁判 Judgment at Nuremberg』 (スタンリー・クレイマー Stanley Kramer)
1962
『噂の二人 The Children’s Hour』 (ウィリアム・ワイラー William Wyler)
『ウエスト・サイド物語 West Side Story』 (ロバート・ワイズ Robert Wise/Jerome Robbins)
『ワン、ツー、スリー! One, Two, Three』 (ビリー・ワイルダー Billy Wilder)
『ハスラー The Hustler』 (ロバート・ロッセン Robert Rossen)
『獅子座 Le Signe du Lion』 (エリック・ロメール Eric Rohmer)
『ロリータ Lolita』 (スタンリー・キューブリック Stanley Kubrick)
『草原の輝き Splendor in the Grass』 (エリア・カザン Elia Kazan)
『史上最大の作戦 The Longest Day』 (ケン・アナキン、アンドリュー・マートン、ベルンハルト・ヴィッキ Ken Annakin/Andrew Marton/Bernard Wickl)
『野望の系列 Advise and Consent』 (オットー・プレミンジャー Otto Preminger)
『渇いた太陽 Sweet Bird of Youth』 (リチャード・ブルックス Richard Brooks)
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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