×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
以前別サイトにて書いたフランソワ・トリュフォー監督作品のレビューの転載です。(一部手直しあり)
今回は短編処女作の『あこがれ』。
『LES MISTONS』 (57年)
監督:フランソワ・トリュフォー
脚本:フランソワ・トリュフォー
撮影:ジャン・マリージュ
音楽:モーリス・ル・ルー
出演:ベルナデット・ラフォン(ベルナデット)、ジェラール・ブラン(ジェラール)、子供たち
19分、モノクロ
トリュフォー25歳の時の短編処女作で、20分足らずの小品。
すでにヒロインや子供たちの描写に後年のトリュフォーならではの明るい雰囲気が感じられ、小品ながら十分楽しめます。
ヒロインのベルナデット・ラフォンは、これが映画初出演とのことですが、ここでは健康的なお色気がとても魅力的。
逆にその恋人役のジェラール・ブランはほとんど存在感がありません…なんでも彼と撮影で対立したトリュフォーがブランの目立つシーンをカットしてしまったのだとか。
ちなみに撮影当時、ラフォンとブランは実生活でも夫婦でしたが、この作品の後別れてしまったという、あまり笑えない話もあります。
小品ではありますが、大変瑞々しい作品であり、トリュフォー・ファンならずとも一見の価値のある作品です。
PR
この記事にコメントする
ブログ内検索
プロフィール
HN:
マサヤ
性別:
男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
最新記事
(04/29)
(04/28)
(04/14)
(04/08)
(03/29)
カテゴリー
カウンター
忍者AdMax
NINJA TOOLS
お気に入りリンク
アーカイブ