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このブログではこれまでメルヴィル作品のサントラ以外、音楽についてはほとんど取り上げてきませんでしたが、今後はジャズについていろいろ書いていこうかと考えています。
このブログを立ち上げた当初は、ジャン=ピエール・メルヴィル監督の映画に関することを中心としたブログでありたいと考えていましたが、正直なところ、監督が故人であることもあってネタが少な過ぎますし、私個人もメルヴィルの映画だけに関心があるわけではないので(もちろん一番関心が強いのはメルヴィルの映画ですが)、このブログでは、他のフランス映画など、自分の好きな映画についてもいろいろと書き散らしていますが、実は映画と同じくらい関心があるのがジャズなのです。
ご存知のように、フランス映画、とりわけヌーヴェル・ヴァーグとジャズは浅からぬ因縁がありますし、ジャン=ピエール・メルヴィル監督自身、大変なジャズのレコードのコレクターだったということで、その映画にも度々ジャズは使われています。
したがって、これまで取り上げてきたブログのテーマと全く関係のないテーマでもないと思うのです。
まぁ、こじつけと言われても仕方ないですが、所詮ブログなんて自己満足の世界ですから、何を書いてもいいんじゃないかと思ったりもするわけです。
もともと私は映画ファンである以前に大の音楽ファンであったのですが、これまではあまりジャンルにこだわらずに音楽を聴いてきました。
もともとが中学時代にYMOやニューミュージック、ビートルズなどにハマッたのが音楽に強い関心を持った最初ですが、高校時代はハードロックやストーンズ、大学時代はほとんどクラシック、就職してからは60~70年代のロックなどを中心に聴いてきました。
フランソワーズ・アルディからフレンチ・ポップスやシャンソンに被れた時期もありましたが、ここ数年はもっぱらジャズ、もうほとんどジャズしか聴かなくなってしまいました。
そのせいで、どういうわけか、あれほどよく聴いていたロックも全く耳にしなくなってしまいました。
ジャズもかれこれ20数年前から聴いており、確かにこの10年ほどはジャズを中心に聴いてはいたのですが、ジャズしか聴かなくなった時期というのは現在が初めてかもしれません。
高校時代ブラバンでトランペットを吹いていた関係で、今もトランペットの音が好きですが、現在はジャズ関係の楽器ができるわけでもありませんし、ライヴにもほとんど行きません。
オーディオにも全く凝っていませんので、普段聴いているCDの再生装置も大した物ではありません。
レコード(CD)のコレクションめいたこともしておりませんし、誰も知らないようなマイナーなミュージシャンを自分で発掘しようという気もありません。
いまだに聴いているのは有名ミュージシャンがほとんどです。
よって、世間で言うところの、いわゆるマニア的な聴き方はほとんどしていません。
これらは金銭的なことが大きな原因でもありますが…。
夜、ネットをしながらパソコンのWMPでジャズを聴くのが唯一の(?)リラックスタイムですが、ホーン奏者の入っているCDを聴いていると、家人から『うるさいからラッパはやめて』と言われてしまう生活です…。(サックスのこともラッパと言われています…)
それはともかく、ジャズと一言で言いましても、中にはいろんなジャンル、いろいろなミュージシャンがおり、なかなか広大で深い世界でもあります。
これまで、どういったミュージシャンが好きだったかといいますと、聴き始め当初はビリー・ホリデイやフランク・シナトラなどのジャズ・ヴォーカル、アート・ペッパーやソニー・ロリンズが好きでした。
それから、ウエスト・コースト・ジャズが好きになりましたが、それ以後はバド・パウエル、チャールズ・ミンガス、オーネット・コールマンが好きだった時期もあります。
もちろん、ビル・エヴァンスはずっと好きなピアニストですし、マイルス・デイヴィスは今でも聴いていて飽きないですね。
ジョン・コルトレーンも基本的には好きですが、最近はほとんど聴きません。
セロニアス・モンクは昔も今も苦手な方です。
レーベルではやはりブルーノートに凝っていた時期もあります。
現在好きなミュージシャンは、まずMJQ(モダン・ジャズ・カルテット)でしょうか。
あと、リー・モーガン、ケニー・ドーハム、ハンク・モブレーあたりが昔から好きなミュージシャンです。
ミュージシャンを好きになる要素としては、まずその人の出す音が好きか否かですね。
楽器で一番聴くのが好きなのはベースとドラムなんですが。
あと、ヴィブラフォンも好きなので、ヴィブラフォンが入っているCDだと思わず欲しくなってしまいます。
オルガンも好きですね。
ここ1~2年は50~60年代のヨーロピアン・ジャズに凝っていろいろ聴いてきましたが、最近またブルーノートに戻ってきました。
ブルーノートは、凝り出すと他のレーベルの音楽は寄せ付けなくなるという不思議な習性があります。
ブルーノートといえば、最近になって、ようやくジャッキー・マクリーンやジョー・ヘンダーソン、ウェイン・ショーターの良さが分かりかけてきました。
まだまだ旅の途中のようです。
音楽の好き好きにも波があり、結構飽きっぽいので(笑)、このジャズ好きもいつまで続くか分かりませんが、とりあえず適当に、そして気楽に、好きなジャズについてポツポツと書いていこうと思います。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
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