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ジョニー・トー監督の『エレクション~黒社会~』を観た感想。
『ELECTION 黒社會』(05年)
監督:ジョニー・トー
脚本:ヤウ・ナイホイ、イップ・ティンシン
撮影:チェン・チュウキョン
音楽:ルオ・ダー
出演:サイモン・ヤム、レオン・カーファイ、ルイス・クー、ニック・チョン、チョン・シウファイ、ラム・シュー、ラム・カートン、ウォン・ティンラム、タム・ビンマン、マギー・シュー
初見。
あるギャング組織の会長の座を巡る権力争いのお話。
会長の座が選挙で決まるというのが面白いが、一票を巡る縄張り争いが、ちょっと前に日本の政治(某政党)でもあった構図に驚くほどよく似ている。
内容も面白かったけど、これまで観たジョニー・トー作品の中ではもう一つのようにも感じた。
レンゲを食べたりとかヘンなシーンは良かったけど。
いつもながら個々の俳優のオーラは強いです。
ボスであることを証明する?竜頭棍なるトロフィー的なものを巡る争いのところなんかは、ちょっとジョン・ヒューストン監督の『マルタの鷹』(41)っぽかった。
入院しているオッサンが裏切るよう家族の身柄を脅されてるところはメルヴィルの『仁義』(70)のフランソワ・ペリエが元ネタかもしれない。
ラストは映画のラストとしてはかなり重い余韻が残るけど、なかなか魅せました。
続編である『エレクション~死の報復~』も是非観たいなぁ。
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マサヤ
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男性
趣味:
フランス映画、ジャズ
自己紹介:
フランスの映画監督ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品のファンサイト附属のブログです。
メルヴィルを始め、往年のフランス映画やアメリカのフィルム・ノワールのほか、JAZZ、松田聖子など好きな音楽についても綴っています。
リンク、コメント、TB等はご自由にどうぞ。
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